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テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:ニコちゃんの言語発達
朝、ニコちゃんに、「今日は、Logopaedieの日だよ。」というと、とても喜ぶ。
「幼稚園、ない?」と聞くので、「幼稚園にいってから、行くよ。」というと、幼稚園の前に行きたいと言い出す。「でも、約束の時間があるから、先に幼稚園に行って、その後、行くよ。」というと、がっかりする。 幼稚園に行くのをすごく嫌がる。 いつも、近所のヨハネス君と遊びたがる。残念なことに、ヨハネス君とは同い年で同じ幼稚園に通っているけど、クラスが違うので、あまり幼稚園では遊ぶ機会がない。だいたい、お迎えに行くと、ニコちゃんは一人で遊んでいることが多い。「いつもそうですか?」と聞くと、「そんなことはないですよ。ちゃんとみんなと遊んでますよ。」と言われるけど、そういう光景に出くわしたことがない。今日も、早めに迎えに行ったら、みんなが楽しそうに園庭で遊んでいるのに、ニコちゃんの姿が見えなかった。よく探したら、ニコちゃんは、ベンチに一人で座っていた。先生に、「ニコは、友達を2回もたたいたので、反省させるため、ここに座らせているのです。」と説明された。「こういうことは、良くあるのですか?」と聞いたら、「まあ、そうですね。比較的、ニコは、人をたたくことが多いです。」と言われた。 ベンチでポツンと座っているニコに、「どうして叩いたの?」と聞いても、本人の説明が全然理解できない。先生も同じで、「理由を聞いてもわからない。」と困っていた。「たぶん、言葉ができないことも影響していると思う。」と言われた。「家では、恵と賢浩はニコに何語で話しているのか?」と聞かれたので、「恵子はいつもニコに対しては日本語で、賢浩は、日本語だったりドイツ語だったり・・・」と答えると、「せめて、賢浩は、ニコにドイツ語で話しかけるようにしてください。」とお願いされた。 ヨハネス君と二人で遊ぶときは、普通に仲良く遊んでいるように見えるのだけど、なんで幼稚園ではうまく遊べないのだろう? 本当に言葉だけの問題なのだろうか? その後、Logopaedieに行った。 今日は、冠詞の練習をしたそうだ。 Ich habe XXXXXXX gefunden.という構文を言わせたそうだ。 Der Hase(うさぎ)とかだと、Ich habe den Hase gefunden.と冠詞の形が変わってしまうので、中性(Das)と女性(Die)名詞に限定したそうだ。でも、たまに、男性名詞の単語を出すと、すべてDasになってしまったようだ。とにかく、にこちゃんには、冠詞はハードルが高かった。でも、ドイツ語では、冠詞がわからないと正しい文法がいえないので、今後も冠詞を練習するつもりです、と先生は言っていた。 確かに、うちでは、にこちゃんが間違った冠詞を使っていても、私自身が気づかなかったりもするので、そこまで注意はしない。でも、一般のドイツ人家庭なら、速攻で、親から直されると思う。英語や日本語の文法が間違っていたら、うちでも、すぐ修正させる。ニコちゃんには、冠詞を覚えさせる前に、させることはたくさんあるような気もするけど、うちでできないことをしてもらっているわけだから、ありがたいとは思う。 そのほか、メモリーゲームのようなことをしたそうだ。 先生がいう単語のカードを裏返しにしてあるカードの中から探すゲーム。 そして、最後は「S」の発音を矯正させながらのゲーム。 鏡を見せながら、「s」を発音させる。ニコチャンは、気をつけないと、舌を歯の間ではさんで発音してしまうが、注意すると、直すと言っていた。 最後に、キャンディーがもらえるのだけど、先生は、前回も今回も忘れていた。でも、ニコチャンは、始まる前から、「お菓子 もらえるよね。」と楽しみにしている。「いい子で、先生の言うとおりにできたらね。」と私が言うので、本人も張り切っているのかもしれない。 先週も今週も、自分から、「僕は何にも食べてない。」と要求していた。こういうことは、きちんと自分から言えるのだなーと感心する(あきれる?)。 Logopaedieもすでに5回通ったけど、目に見えての変化は、当然のことながら、何もない。本人が喜んで通っているのだから、不満はないけど・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月07日 22時30分16秒
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