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カテゴリ:子供
オリンピックが終わったが、私は、水泳男子とか、体操男子とか、私が知っている日本人選手の出る種目と陸上をみたぐらい。子供たちは、ボルト選手の活躍に、大騒ぎしていた。陸上の女性選手は、お腹が見えるようなユニフォームの人も多く、賢浩は、「女の人なのに、腹筋が6つに割れている!」と驚いていた。賢浩は、オリンピック選手をみていたせいか、自分も筋肉隆々の体つきになりたい!と強く願うようになった。プールに行っても、真面目に1km、2kmと泳いでいる。夕方にはジョギングに出かけたり、家では腕立て伏せやダンベルを持ち上げたりしている。その効果が少しづつあらわれ、ほんの少し、上半身が大きくなったような気がする。そう伝えたら、ものすごくよろこんでいた。単純だ。
どういうわけか、アーノルド シュワルツネッガーを目標にしている。食事のときも、「これは、筋肉になるか?」といちいち聞いてくる。隣町に住む日本人の友達が作った納豆を冷凍してあったので解凍して昨日、夕飯に出した。今までは、「うえー、納豆・・・」といって、敬遠していたのに、「体にいいんだよ。豆は筋肉を作るよ。」といったら、「それなら、」といって、食べだした。今日も、「納豆ある?」と聞かれた。「ないよ」といったら、「筋肉のために、食べたかった。」と残念そうだった。納豆が筋肉にいい、というのは、私がそう思っているだけで、本当かどうかわからない。しかし、筋肉のためなら、まずくても嫌いでも食べる、という精神はすごいけど、納豆は貴重だから、好きでないのなら無理して食べないで欲しい、と思う。 今日は、息子二人の髪の毛を切ってあげた。 賢浩は、体操個人総合で銀メダルを取ったドイツのマルセル・ニュイエン選手の髪型にして欲しいというし、ニコチャンは、陸上男子短距離で銀メダルだったヨハン・ブレーク選手の髪型にしてくれ、と注文がうるさい。「ヨハン・ブレークの髪型は無理だよ。」といったら、「じゃあ、ボルトの髪型にしたい。」と言う。「だって、ボルトみたいになりたいから・・」とニコチャンが言ったら、賢浩まで、「そりゃ、誰だって、ボルトのようになりたいよ。」と言った。 やっぱり、強い選手は、子供の憧れだよね。学校の運動会であっても、オリンピックであっても、舞台の規模は違うけど、足が速いということは、それだけでスターだもん。 賢浩は、思春期が始まったのか、扱いづらいと思うことも多く、そろそろ、「ママに切ってもらうなんてやだ。美容院に行きたい。」と言うかな、と予想していたのだけど、その気配もなく、ママさん床屋を当たり前のごとく受け入れている。出来上がったヘアスタイルは、注文には程遠かったが、本人たちが気に入っていれば、それが一番平和。 今日は、子供とプールに行ったり、アイスを食べたり、家でゲームで遊んだり、髪の毛を切ったり、テレビを見たり、まったり過ごした。でも、あっという間に1日が終わってしまったような気がする。今日は、子供を怒鳴るようなこともなく、息子二人と私の3人、仲良く楽しく過ごした。家事は本当に手抜きで、とにかく、自分のストレスになるようなことは一切しなかった。 私には理想の一日だったが、夫に申し訳ないとも思った。もし、私が逆の立場だったら、「自分ばかりこんなに働いて、あいつは、好き勝手なことばかりして、ずるいなー」と思うのではないだろうか? 夫は、私が家にいて子供の面倒をみることを望んでいるから、そういうことは言わないし、態度にも出さない。きっと、不公平だなんて微塵も思っていないのだろう。 夫に申し訳ないとは思いつつも、こういう平和な日がずーっと続けばいいなーと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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