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カテゴリ:子供
明け方 ニコチャンに、「パンツが濡れている」といって起こされた。
久々のおねしょ。シーツや布団を洗ったり、マットレスを拭いたり、ダメージが大きい。 昨日、賢浩が「冒険」に出かけた。 一人で電車を乗り継いで250kmぐらい離れたところに住む友達に会いに行った。切符は前もって買っておいた。時間的には3時間前後。特急への乗り換えもある。 前日の夜、賢浩に、「予約席には座れないよ。予約とかかれていない席に座るように。それから、帰りは、Stuttgartが終点ではないから、寝過ごしたら Ulmまで行っちゃうから気をつけて。最悪、ミュンヘンまでいっちゃうから。」と話した。 「もしUlmまで間違えて乗り過ごしちゃったら、ママは迎えに来てくれるよね?」と聞かれた。 「そんな遠くまで迎えに行くわけないじゃん。その場合は駅員さんに相談して、自分で帰って来なさい。」と返事した。 当日の朝になり、賢浩が、「昨日、ママが怖いこというから、へんな夢見ちゃったよ。」と言った。夢の中で、誘拐され、アフガニスタンに連れて行かれ、銃を持たされ戦うように強制された、らしい。 駅まで見送りに行ったのだが、電車を待っている間、「あーあ、今年の夏休みは最低だったな。今回のこのイベントがなかったら、本当につまんない夏休みになるところだった。夏休みなんて、本当にくそだな。」と言った。私たちは、家族旅行をこれから予定しているので、確かに、夏休みの前半は特にエキサイティングなことがあったわけではない。毎日代わり映えのない日々ではあったが、好きな時間に起きて、好きな時間に寝て、ゴロゴロしたい放題で、それでいて、文句だけは一人前なので、すごくカチンと来た。今回の旅行だって、切符の手配や相手へのお土産の購入や荷造りのチェックなど、すべて私がお膳立てして、彼は、はっきり言えば、「いいとこどり」。そういうことへの感謝がなく、どこかに連れて行ってもらって当たり前、何かをしてもらって当たり前、という態度が許せなかった。 「夏休みは6週間もあるんだよ。ずっと旅行に行ってる子の方が少ないよ。みんなせいぜい1-2週間でしょ。どこにもいけない子だっているはず。うちは、これから家族旅行に行くわけで、夏休み中、ずっと家で過ごすわけではないのに、そういう言い方は頭にくる。パパなんて、みんなが夏休み中も、朝から晩まで働いているじゃないか。大人になったら、嫌でも働かないといけないんだよ。6週間もだらだら出来るのは、今だけなのに、よく、夏休みはクソだなんていえるね。動物園に行ったり、バーベキューをしたことは、夏休みの思い出には入らないの? 相手のおうちでは、そういう態度を絶対とらないように。どんな些細なことにでも、感謝の気持ちを忘れるな。」・・・・と、とにかく、私の中の何かがはじけて、賢浩にものすごく説教をしてしまった。でも、年中、家でグーたらしている私が説教しても、あまり説得力がなかったようにも思うが・・・・ せっかくの「旅立ちの朝」に、駅で親子喧嘩をしてしまった。もっと笑顔で見送ってあげればよかったな・・・と後悔。でも、予定通り、無事に相手の家に着いたようで、安心した。問題は、帰り。間違ってULMまで行かないようにしてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月19日 13時19分17秒
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