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カテゴリ:子供
今日から幼稚園が始まった。幼稚園の夏季休暇は3週間で、学校の半分。でも、世の中はまだまだ夏休みモードで、午前中は、ニコチャンのクラスは3人だけ、午後はニコチャン一人。午後は、ほかのクラスの子も入れて、なんと3人。あとの二人は姉弟。違うクラスだし、姉弟なのでその二人がくっついて遊んでいて、私が迎えに行ったときは、ニコチャンは一人でシーソーに腰掛けていた。子供3人に、先生は6人もいたのに、「先生は忙しいから、遊んでくれない。」のだそうだ。午前中も、3クラスあわせてたぶん10人ぐらいだったと思うが、砂場で楽しそうに遊んでいた。「午後は砂場で遊ばなかったの?」と聞いたら、砂場にはカバーがかかっていて、遊べなかったのだそうだ。3人のために、カバーをはずし、倉庫からシャベルとかバケツとかを持ってくるのが面倒くさいと思ったのだろうか??
午後、ニコチャンを連れて行ったとき、教室では、ニコチャンのクラスを担当している3人の先生がたぶん今年度のプランを話し合っていた。そういうことに忙しくて、ニコチャンはほったらかし状態だったわけだ。もともと、午後は、自由遊びの時間が多く、「来たければ、来てもいい。」というスタンス。 久々の幼稚園だったが、「つまらなかった」と感想をもらすニコチャンをみると、ドイツの幼稚園の先生って、何のためにいるのかな?と首を傾げたくなる。せっかくの幼稚園なのに、ドイツ語を聞いたり話したりするチャンスがほとんどなかったなんて、残年だ。初日だから、先生も忙しかった、ということもあるが、たぶん、明日も、あさっても、同じだと思う。それでいて、来週の金曜日や、9月にも1日平日、研修だか、会議だか、そういうような理由で、閉園になる日がある。 それなら、いっそのこと休みをもう1週間長くして、その1週間で先生方は新学期の準備をすればいいのに、と思う。 ドイツの幼稚園は、「自主性を育てる」ことに重きをおいているようだが、自由遊びの時間より、私はみんなで何かを一緒にするということにもう少し重心を置いてほしいなーと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月21日 03時56分26秒
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