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義父母は明日香港に帰る。
でも、ここに来て、だんだんストレスの限界になってきた。 いい人たちなのだけど、やっぱり一緒に生活するのは、気疲れがする。たとえば、朝早く起きても、向こうが寝ていたら、物音を立てないように気を遣ったり、朝食も、子供たちの起きる時間、出かける時間がばらばらなので、平日は個人で適当に食べているのだが、こちらが何もしないと、お皿やナイフを並べたり、飲み物ほか、チーズやハムやヨーグルト、果物なども用意してくれるので、義父母が起きてくる前に、私がテーブルセッティングを済ますとか、本当に小さいことなのだけど、自分の家にいるのに、私自身がくつろげない。 友達は、「義理の両親が3週間以上も滞在するなんて大変だね。」と私の気苦労を理解してくれる。しかし、一番の私のストレスは、夫に理解がないこと。 義理の家族、実家族、という考え方が理解できないらしい。自分の親ならいいけど、夫(妻)の親とは一緒にいるのは疲れる、という考えがわからない、という。「僕にとっては、君の家族も自分の家族も全く一緒だけど。君の家族が1ヶ月泊まりに来てもなんとも思わない。むしろうれしい。君はなんで、自分の親と僕の親を区別するの?」と言うのだ。世の中に、嫁姑問題が存在することを夫は知らないのだろうか? もちろん、うちにはそんな問題はなく、関係は良好なのだけど、やっぱり一緒にずっと生活するのは別問題。特に、私は一日中家にいて彼らと顔を突き合わしているので、なおさらだ。 「買い物に行こう。彼女に車を出してもらおう。」という会話が聞こえる。二人は広東語で話しているが、簡単な日常会話なら、私も理解できる。買い物も一緒に行くと、「子供たちは何が好きかしら?」といって、いろいろなものを大量に買い物カートに入れる。料理するのは私だから、「何を料理するつもりなの? 何が必要なの?」と聞かれるのだが、私は、3-4日分の献立を考えることは出来なくて、1-2日分の材料しか普段は買わない。でも、「そんだけじゃ、足りないわよ。もっと買いましょう。」と何でも、たくさん買おうとするので、「冷蔵庫に入りきりませんから・・・」と制するのが大変。義父母は自分たちが支払う気なので、なんでも買い物カートに入れてしまう。でも、こちらもいつもいつも払ってもらうわけにはいかないし、必要以上のものを買うのもためらいがあるし、かといって、本人たちがカートに入れたものを棚に戻す勇気もないし、買い物に行くのもストレス。 何がしたいのかな? どこに行きたいのかな? と常に考えてしまう。 義父母もやさしい人たちなので、「私たちのために何かするなんて考えなくていい。どこにも行かなくてもいい。」といつも言ってくれる。どんな料理を作っても、「おいしい!」と食べてくれるし、「料理してもらったから、片付けは私たちの仕事。」といって、率先して洗いものもしてくれる。洗濯をして、干しておいても、乾いていたら、いつの間にか取り込んであって、アイロンまでビチッとかけておいてくれる。部屋もバスルームもすごくきれい。それでも、こんなにストレスがたまる。せめて、夫が、「僕の両親によくしてくれてありがとう。大変だったね。」とねぎらってくれれば気持ちも落ち着くのに、「何でそんなに気を遣っているの?」といわれるので、ますますストレス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月15日 14時52分07秒
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