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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2012年10月24日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
夫がネットでPCを注文した。
私が新しいPCが欲しいといったのがきっかけなのだが、夫は自分がいま使っているPC(5年前に購入)をものすごく気に入っていて、同じものを買おうとした。しかし、すでに生産されていないことが判明。ネットで検索していたら、同じような機種があったので、即購入手続き。

しかし、そのあと、その会社から、電話がかかってきて、「なぜこのPCが欲しいのか?」ときかれたそうだ。それで、「ハイレゾリューション(high-resolution)だから。」と答えたら、「もっといいのがありますよ。」とセールスされたそうだ。「じゃあ、今回の注文はキャンセルします。別の商品概要を教えてください。」といったら、「キャンセルする必要はないですよ。新しい商品が手に入ったら、交換しますから・・」というようなことを言われたらしい。
とにかく、怪しい感じで、コンピューター自体が3000ユーロぐらいするので、「保障は付いていますよね。」と念を押したところ、「ない」という驚くような返事。

いろいろなことがあり、信用できない会社だと判断し、結局最初の注文をキャンセルすることにした。ところが、相手側から「キャンセルは出来ません。キャンセルするなら。こちらは裁判に持ち込みます。そのほうがそちらの出費が高くつきますよ。」というような脅迫めいたメールが届いた。
夫は、「それならこちらも、」といって、弁護士に依頼した。
私は、「弁護士に依頼すれば、その分費用がかかるし、今回は、自分たちが、よく調べもせず、高い買い物をネットでしたのが悪いということで、その会社からPCを買ったら? どうせ必要なんだから。」と夫に助言した。夫は、「その会社が売っているPCが本物とは限らない。偽物かも知れないし、中古かもしれない。それに、消費者にはキャンセルする権利がある。それなのに、君みたいな人は、相手にちょっと脅されたら黙ってお金を払ってしまう。気の弱い人からお金を巻き上げるようなやり方は許せない。僕は、こんな悪徳商法にお金を払うくらいなら、少々高くついても、弁護士に正当な報酬を払うほうがいい。」と言い切った。

弁護士に相談したところ、「ネットでの買い物でも、個人の買い物であれば、14日以内ならキャンセルすることが出来る。」と言われた。つまり、会社名義や仕事で使うものは、キャンセルできないが、今回の目的は、私のPC。それで、弁護士に相手宛に手紙を書いてもらうことにした。それでも、私は、相手が今後どのような態度に出てくるかわからないので、ドキドキしている。
何でもかんでも、すぐに、「弁護士」とか「裁判」とか、そういう感覚が怖い。欧米に住んでいる限り、避けられないことなのだろうか。小心者の私には耐え難い社会だ。





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最終更新日  2012年10月24日 17時44分08秒
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