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カテゴリ:子供
日付が変わってしまって、すでに金曜日だが、木曜日のことを「今日の出来事」として書きとめておく。
夜の10時30分ごろに恵子が帰ってきて、夕飯を用意したり(電子レンジで温めるだけだが)、2週間分の洗濯をしたりで、寝るタイミングを失ってしまった。 洗濯をするのに、ついでに賢浩のジーンズも洗おうと思って、ポケットの中を確認したら、中から小さく折りたたんだ紙が出てきた。広げてみたら、なんとテストの答案だった。もちろん、ひどい成績。だから、私に見せたくなかったのだろうけど、でも、破って捨てる勇気もなかったのだろう。 にこちゃんは、火曜日、水曜日と幼稚園を休んだ。水曜日の午後には熱が下がり、夕飯も普通に食べ、元気になった・・・と思ったので、今日は幼稚園に行かせた。 ところが、10時ごろ、「お腹が痛いといっています」と電話がかかってきて、直ぐに迎えに行った。今日は、朝から元気がなく、遊びに加わらず、ソファーに座ってボーっとしていたらしい。持たせた軽食も手つかずだった。 しかし、家に戻ってきたとたんおもちゃで遊び始めた。 台所で、勝手にお菓子をみつけて、食べたいと言い出した。 今日は幼稚園には、本人の希望でヨーグルトとりんごを持たせていたのだが、まず、それを食べなさい、と言った。ペロッと完食。 お昼ごはんも普通に食べていたし、具合がいいのか悪いのかよくわからない。 今日は、もともと歯医者の予約を取っていた。キャンセルしようかとも考えていたが、大丈夫そうなので、連れて行った。 にこちゃんは、下の前歯が一本、抜けているが、その隣の歯もぐらぐらしていた。歯医者さんで一本目同様抜いてもらおうと思っていた。ところが、本人が気になって、いつも指でぐらぐらさせたり、舌で揺らしていたら、痛みもなく、ぽろっと抜けてしまった。 にこちゃんは、その歯を小さな容器に入れ、歯医者さんに見せたいといって、歯医者に持参した。助手さんに見せたら、「歯の妖精って知っている?」と聞かれた。「抜けた歯を枕元において寝てごらん。寝ている間に妖精がきて、朝、びっくりするようなことがあるよ。」とにこちゃんに言った。にこちゃんには、一本目が抜けたときに、この話をしたのだが、本人は寝るときにすっかり忘れてしまって、結局は、その歯はタンスの中。今日は、忘れないように、枕の下において寝た。 にこちゃんが寝たあと、歯を取り出して、代わりに1ユーロコインを枕の下に入れておいた。明日の朝、どんな反応をするかな? 取り出した歯は、賢浩のは、なんとなく捨てられず、引き出しの奥にしまってあるのだが、にこちゃんの歯は、一本目のがあるので、今回のは、思い切って庭に投げ捨てた。でも、一応、下の歯なので、上に向かって、「丈夫な歯が生えますように」と心でつぶやきながら投げた。 実は、今日も、虫歯が見つかった。 本当ににこちゃんは虫歯が多い。また2週間後に来て下さい、と言われた。10月は3回、11月は2回、歯医者に行った回数。どう考えても多すぎる。でも、一本目の抜けたあとにすでに永久歯が生えてきている。今日2本目が抜けたから少しスペースが出来たけど、それまでは狭い場所しかなかたので、歯がかなり曲がって生えてきている。いろいろと問題があるので、2週間に1度ぐらいのペースでみてもらえるのはある意味、ありがたい。幸い、歩いて10分ぐらいのところだし、何よりもこの歯医者の巣晴らしところは、待ち時間がない、ということ。どこの歯医者も患者さんが待合室に何人もいるが、ここの歯医者では、先生が二人いるのに、他の患者さんに会うことがほとんどない。もしかして、人気のない歯医者さん、つまり、腕が悪いのかしら・・・と不安になることもあるのだが、やはり待ち時間がないのはありがたい。 今日は、私の歯もみてもらった。全く虫歯はないといわれた。あまり気を遣っていないのだけど、昔から歯は丈夫だった。やっぱり、歯磨きが雑とか丁寧という以前に、虫歯になりやすい歯とそうでない歯があるのだと思う。残念ながら、にこちゃんは、100パーセント前者。 歯医者では、全部の歯を検査してくれるわけでなく、気になったところを言うと、その部分だけをピンポイントでみるだけ。本当は全部、みてもらいたいのだけど、なかなかその一言がいえない。 「どこか気になるところはありますか?」と聞かれたので、 奥歯を念入りに見てもらったが、大丈夫だといわれた。 「これは、どこでつめたんですか?」と聞かれた。「たぶん、日本でだと思います。もう20年ぐらい前になると思うのですが・・・」と伝えたら、「すごいうまいつめかたですね。」と感心された。以前、オーストリラリアに住んでいたとき、そこでも、歯医者に、「奥歯のつめ方が素晴らしい」と感心された。日本では、別に名医にかかっていたわけではなく、会社の近くの歯医者に行っていただけ。歯科技術はドイツのほうが日本より進んでいると聞くが、奥歯の詰め物など、やはり細かい人的作業は、日本人のほうが優れているのかもしれないなーと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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