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カテゴリ:近所
昨夜、恵子が寮から戻ってきた。 今年度から帰宅時間が早まり、夜の10時半ごろに最寄り駅につく。 今回は夫に迎えに行ってもらうことにしていた。私は、にこちゃんを寝かしつけるため、9時ごろ一緒にベットに入ったら、どうやらそのまま寝てしまったようで、恵子が帰ってきたことにも全く気づかなかった。普段は物音で簡単に目が覚めるのだが、昨夜はそれだけ疲れていて熟睡だったのだろう。
なぜ、疲れていたかというと、昨日は大雪で、朝6時から何度も雪かきをしなければならなかったから。湿った雪で、ものすごく重かった。腕と腰が痛い。 夜、ハッと目覚めたら、すでに0時30分だった。恵子の部屋からまだ明かりが漏れていた、電気をつけたまま寝てしまったのかと思ったら、起きてPCに向かっていた。今日までに、数学の問題を解いて提出しないといけないらしい。「ラムゼーの定理」の問題らしい。名前を聞いたことがあるようなないような・・・。恵子の勉強していることで、私が理解できることはいまやほとんどない。だから、恵子も、日常生活については私に話してくれるけれど、授業でわからないことは、夫に聞いている。 恵子の通うギムナジウムは7年生から受け入れている。賢浩も今7年生で、12歳。でも、恵子の学校には、9歳の子もいるらしい。9歳で7年生ということは、単純計算すれば、3歳で小学校に入学したことになる。 たぶん、その子は、5歳で入学して2.3度飛び級をしたのだろう。 彼女の親は離婚しており、お母さんが一人で育てているが、お母さんは外国人でドイツ語がほとんどできず、生活保護を受給しているそうだ。でも、彼女は賢い子なので、その才能を伸ばすためにLGHに入学が許可されたそうだ。9年生までは、奨学金は支給されない。公立校に通えば無料なわけで、それぞれの学校に支援があるから、貧しくて学校に通えない、ということにはならない。でも、家庭環境などを考慮して、彼女はLGHに入れられたという話だ。学費や寮費は州政府が負担しているとのこと。 恵子は、「見た目で、すぐに、その子は、9歳ぐらいだろうなってわかるよ。服装とかみんなと違うもん。」と言っていた。同級生と年齢がつりあわないと、話しもあわないし、いろいろ大変何じゃないかなと思う。でも、才能がある子に救済措置があるのはいいことだと思う。 一方、我が家の7年生は、才能のかけらも見せない。今日も、数学の宿題をチェックしていたら、とんでもない間違いを見つけてびっくりした。「420ユーロの商品に消費税16パーセント(現在のドイツの消費税は19パーセントだが、教科書が古いので昔の消費税の数値になっている)をプラスしたらいくらになるか?」という問題で、なぜか答えが2200、XXユーロ。と書いていた。4-5万円の商品が消費税を入れたら25万円ということがありえるはずがない。そういうことは、普通、簡単に気づくものだと思うが、私が指摘するまで、自分の間違いに気づかない。どういう頭の構造をしているのか理解できない。 毎日遊ぶことしか考えていない。いつになったら、やる気をみせてくれるのか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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