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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:子供
今日も、雪。めちゃくちゃ寒い。それなのに、賢浩はあいかわらず、半そでのTシャツで過ごしていて、外に出かけるときだけ上着を一枚羽織る、という信じられない格好をしている。
ニコチャンは幼稚園から帰ってきて、そのまま近所のヨハネス君と庭で雪遊び、賢浩は、学校帰りに友達と雪合戦。共に、雪まみれの格好で家に戻ってきた。玄関で雪がついたままの上着や手袋、ブーツを脱ぎ捨てるので、玄関はびしゃびしゃの状態。雪が降ると子供は楽しいかもしれないけど、ママは掃除が大変だ。 昨日は、賢浩の通っている音楽学校主催のクリスマス会があった。保護者が、ケーキ、クッキー、お茶などを持ち寄ることになっていた。私は、去年、おととしと参加しておらず、今回が初めて。とりあえず、チョコレートケーキに、グミベアの飾りをつけて持っていった。ちょっと遅れていったので、すでに、テーブルの上には、たくさんのケーキが並べてあった。そのケーキが、ケーキ屋さんで売っているような見事なものばかりで、いかにもママの手作り感が漂う私のケーキは、恥ずかしくて、そのまま家に持って帰りたい気分になった。 ほんとうにドイツ人って、ケーキ作りが上手な人が多い。 週末は、恵子が帰ってきていたので、にぎやかだった。恵子は、ケーキを焼いたり、クッキーを焼いたりしていた。学校の寮のキッチンでもよくお菓子作りをするといっていた。ケーキを焼く、というのは、ドイツでは日常的なことなんだと思う。 今日は、珍しく恵子から電話があった。 明日はITと音楽のテストがあるから大変だ、と言っていた。 それでも、今日は、「囲碁」クラブに出たそうだ。囲碁クラブは、現在、恵子と男の子2人の3人しかいなくて、寂しい、と言っていた。やっぱり、ドイツでは、「チェス」に比べて、マイナーなゲームなんだねーと言ったら、「うん、でも、ヒカルの碁(マンガ)でも、囲碁クラブはマイナーだったから、ちょっと、マンガみたいって思っているの。」と恵子が言った。「あのね、今日、先生と8個置石をして勝負したら、私が20目で勝ったの。だから、今度からハンデは置石5つでいいね、って言われたの。 だから、たぶん、私のレベルは15級ぐらいだと思うよ。すごい進歩でしょ?」と自慢げに報告してくれた。しかし、私は碁のルールを知らないので、15級がすごい、といわれても、「えっ?」としか反応できない。 11年生以上は、勉強が忙しいので、クラブ活動には参加してもしなくてもいいらしい。でも、恵子は囲碁が好きだから、続けるようだ。ただ、先生含めて4人しかいないので、対戦相手があまりいなくて、残念だと言っていた。 そのほか、中国語のクラブにも参加している。 恵子の趣味は、読書とバイオリン。とにかく、音楽が大好き。でも、Popsではなく、クラッシク、ミュージカル、オペラが好き。だから、同い年で音楽の趣味があう子が少ないのだと思う。友達とその子の妹と恵子の3人で、アンサンブルを結成して、定期的に練習しているそうだ。やっぱり誰かと一緒に演奏するほうが面白い、と言っていた。 うちにいるときは、いつもオペラとかミュージカルの歌をものすごいソプラノで歌っている。「いつも歌っているね。」と声をかけると、照れもせず、「だって、寮では歌えないもん。」と言う。たまに、「もっとボリューム下げてくれないかな・・・」と思うけど、まあ、本人にとって、ストレス発散の手段になっているのかもしれないので、BGMとして聞き流すようにしている。 ニコチャンも賢浩も良く歌っているが、こちらは、ラジオから聞こえてくるようないまどきの流行の歌。今、韓国人が歌っている「OPPA GANGNAM STYLE」っていう歌がすごくはやっていて、ダンスしながら歌っている。今年の初めは、ブラジル人が歌っていた「Nossa.nossa.....」という歌が、爆発的にヒットして、幼稚園でも、ニコチャンがブランコに乗りながら大声で歌っている光景を何度か見た。韓国語の曲とか、ポルトガル語の曲が、何でドイツでもこんなに人気になるのか不思議。そのうち、日本人の曲も、こんなふうに耳にするときが来るといいなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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