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テーマ:中学生ママの日記(17702)
カテゴリ:子供
昨日、夫が地下にある事務室の片付けをしていたところ、本棚の後ろから賢浩の答案用紙と封筒に入った先生からの手紙を見つけた。答案は、限りなくゼロに近い点数で、手紙には、「お宅の息子さんのテスト結果は残念ながら非常に悪かった。これは、7年生のギムナジウムの平均的レベルの問題です。このままの状態ではまずいと思うので、急いでお知らせする次第です。この件について、話し合いをご希望されるなら、いつでも応じます・・・」というような内容で、手紙のしたには、「この手紙を確認しました」と親のサインをする欄があった。
これだけでもショックなのに、手紙の日付を見て、もっとびっくり。なんと10月24日付けであった。2ヶ月近くたっている。 ギムナジウムの先生は、週に1時間、「面談時間」を設定している。その手紙をくれた先生にアポイントをとろうとしたが、その先生の面談時間は、月曜日の9時から9時45分に設定されていた。8時過ぎに学校に電話をしたが、9時までその先生は授業だと言われた。それで、9時15分に学校にアポなしで押しかけた。 先生から、「面談は、アポイントをとって下さい。」と言われたが、手紙を見せて、「昨日この手紙を見つけたばかりなので、急は承知でしたが、お話させてください。」とお願いした。先生は、了承して、「それでは、2階の面談室に行きましょう。」と言ってくれた。面談室には先客がいた。 「今からここで、テストの追試を書くのですが・・・」と女の子が言った。 先生は、「だめだ。ここは保護者との面談室だから、ほかの部屋に行きなさい。」と女の子に出て行くように促した。女の子は、「でも、XX先生にこの部屋を使ってもいいって言われたんです。ここがだめなら、私はどこでテストを書けばいいですか?」と聞いた。先生は、冷たく、「そんなことはあなたの問題だから、自分で解決しなさい。私は代わりの部屋を探したくないし、そんな時間もない。」と言った。あまりの冷淡さに、ちょっとびっくりした。 で、こちらの本題。 手紙とテストをみせて、今日急に押しかけた事情を説明した。 「昨日、賢浩に問いただしたら、先生にこの手紙は見せる必要はない、と言われたから・・と言ってました。」と私が話したら、先生は、「そんなことは言ってません。」・・・ 先生は、ファイルを見ながら、賢浩の今までのテスト結果と宿題の様子を伝えてくれた。宿題は、きちんとやってあるときと、まったくしてこないときがある、と言われてびっくり。宿題だけはやっていると思っていたのに・・・・。 「彼は集中力がないですね。自主的な勉強は、ほとんどしません。授業も参加したりしなかったり・・・」 「彼は十分頭のいい子だと思いますよ。でも、そういう頭のいい子を放置しておくのは危険です。」 「今のままでは、1-2年後、彼は大変な問題を抱えることになると思いますよ。」 などなど・・。 先生;「家では、少なくとも2時間は宿題をするようにしてください。もし、10分ぐらいで終わるようなら、それはきちんとしていないということです。」 私; 「でも、宿題が出ない日も多いみたいで、そういう日は、何も勉強しません。」 先生;「宿題が出ない日なんて、ほとんどないはずです。もしそういう日があれば、教科書を読ませるとか、課題を与えてください。」 私; 「宿題でなければ、やらないと思います。自主的に勉強することが大嫌いですから・・」 先生;「そういう子は、あとで痛い目を見ますよ。テレビ、コンピューターゲームなどは、させないように。そういうことをする時間に反比例して成績は落ちますから・・・」 先生との面談中、私は何回ため息をついたかわからない。 先生は、最後に、「家では何語を話しているんですか? 彼の英語はすばらしいですよ。」と言った。たぶん、今回の面談で聞いた、賢浩に対する唯一のポジティブな言葉。 しかし、学校からこのような手紙を受け取ったのは、初めて。 昨日は、本当にショックだった。本人は悪びれず、「先生は見せる必要ないといった」などとうそを重ねる。賢浩の言葉はうそばかり。どうしてこんなになってしまったんだろう・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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