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カテゴリ:子供
今日から新学期。
昨日の午後、恵子を駅まで送ってきた。 駅にはいつもよりたくさん(といっても20人ぐらい)人がいた。 半分は乗客、半分は見送り。 どの人もスーツケースを持っていた。帰省先から、学校や仕事に戻る人たちという感じだった。 私の地元の駅は無人駅。ホームにひとつ自動販売機があるだけ。昨日は、その自動販売機の前に5人ぐらいの行列が出来ていて、10分前に駅に着いてはいたが、電車到着前までに切符が買えるかどうか心配になった。 うちの近辺(半径20km以内)には4人同じ学校に通う生徒がいて、電車のときは、打ち合わせて一緒に乗っている。BW州チケットというのがあって、BW州内なら特急、急行以外乗り放題。一人だと22ユーロ、一人増えるごとに4ユーロ加算され、最高5人まで一緒に使うことが出来る。4人で一緒に乗れば、一人当たり8.5ユーロとお得。今回は、二人は出先からそのまま学校に行くとのことで、恵子ともう一人の男の子だけだったが、それでも、一人で行くよりずっと安上がりになる。 学校は駅から少し離れているので、駅からタクシーになってしまうのだが、やっぱり一緒に行く子がいてくれてありがたい。 昨日は、カソリック教会の「Sternsinger」チャリティーの最終日。 結局、賢浩と長男君は同じグループのままだった。だいたい友達同士で3人のグループを組んでいるので、他のグループに行くのをみんな嫌がる。仕方ない。夫が監視するため、一緒に付き添った。 この「Strensinger」だが、各戸を訪問するので、居留守を使う人もいれば、「うちは、カソリックではないから」と断る人もいる。しかし、ものすごく心待ちにしている人もいる。昨日は、夫たちが歩いていたら、「今年はうちにまだ来てくれていないわよ。」と声をかけられたらしい。たぶん、その人が留守中に訪問したのだろう。夫たちの担当区域ではなかったが、住所を教えてもらって、帰りに寄ったら、すごく喜ばれたそうだ。また、アパートを訪れたとき、その家の人は留守だったが、お隣さんが、「この家の人に頼まれました。」といって、寄付金とお菓子のはいった袋を渡してくれたそうだ。袋には、「Sternsinger ご苦労さま」とメッセージが書かれていた。 また、ある家では、「あと30分後に孫が来る。孫はStrensingerを楽しみにしているから、30分後に出直してきてもらえないか?」と言われたり、「待ってたのよ。」と家の中に迎え入れてくれたり、「子供たちにお菓子を何も用意していなかったの。本当にごめんなさい。」と恐縮されたり、反応はいろいろ。 「寒いからドアを開けたくない」と言って、窓の下にたたされ、外で歌わされたこともあったそうだ。 前日、賢浩は夫から散々怒られたし、たぶん、長男君もお父さんにしぼられたのだと思う。昨日は、二人とも、通常モードで仲良くしていたけど、羽目をはずすことはなかったそうだ。本当に人手が足りないらしく、やってくれるなら、誰でも歓迎、ということらしい。賢浩は今まで3回やった。長男君は、今年で5回目。5回すると、表彰され、5ユーロ分の商品券がもらえるそうだ。賢浩は、少なくともあと2回はしたい、と張り切っていた。 昨日は、「東方三賢者の日」で、チャリティーが終わった後、教会でミサがあり、その後、集会所で打ち上げパーティーがあった。夫は、付き添いが終わって、そのまま帰って来たが、賢浩は、打ち上げまで参加した。「僕、ソーセージを10本も食べちゃった。おなか一杯。。。」といって8時ごろうちに帰って来た。 今日から新学期で、賢浩は7時ごろ友達が呼びにきてくれて、出かけていった。にこちゃんは、昨日、10時半ごろまで寝ることが出来ずにいた。遅寝遅起きという休み中の習慣が抜けていない。賢浩は、今週は、ドイツ語と数学のテストがある。休み中、ほとんど勉強はできなかった。それでも、少し、数学を見てあげた。今回の範囲は、確率とグラフ電卓の使い方。グラフ電卓の使い方は私にはわからないので、恵子が教えてあげていた。 昨日、賢浩のクラスメートから電話があり、賢浩に、数学の宿題はどこだったか? 電卓でグラフを書くのはどうしたらいいか? ということを聞いていた。賢浩は偉そうに教えていた。確率の計算のし方も説明していた。横で聞いていて、「自分だって、数時間前までは、知らなかったのに・・・」とおかしくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月07日 15時34分11秒
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