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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年01月24日
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カテゴリ:子供
水曜日の賢浩の1,2時間目の授業は体育。
火曜日は、具合が悪くて早退してきて、ずっと寝たままだった。だから、水曜日の体育の授業は無理かなと思って、朝は少し余計に寝かせてあげた。
でも、9時15分から始まる3時間めからは出席しなさい、と8時ごろ起こした。
ちょっと、ふらふらしていたし、寝起きにまた吐いていたので、迷ったけど、階下に来て、ソファーに寝そべりながらマンガを読んでいる姿を見て、学校に絶対行かせようと思った。

賢浩は、「昨日、早退したのは、僕の考えじゃないんだよ。1,2時間めの生物の授業の時、先生に、家に帰ったほうがいいって言われたんだけど、ママに怒られるから、帰らない、って僕は言ったんだ。」と言ったので、私はびっくりした。
「えっ、早退するとママに怒られるっていったの? 恥ずかしい。理由を知らない人は、ひどい親だと思うじゃないか。」と抗議したら、「うそうそ、そんなことは言ってないよ。ただ、まだ家には帰りたくないって言っただけ。」と言った。真相はわからないが、子供は何でも外で話すから、怖いなーと思った。

水曜日は、3,4時間目は英語、5,6時間目はフランス語。
でも、今日は英語の先生もフランス語の先生も風邪で休みだったそうで、代わりの先生による代行授業。プリントが配られ、終わった子から帰っていいと言われたそうで、早めに帰って来た。あまりにも早く帰宅したので、最初は、また早退してきたのかと思ったほどだ。

英語の代行の先生は、恵子が5年生のときの担任の先生だったそうだ。
その先生は、賢浩に、「きみは恵の弟?」と聞いたそうだ。「恵は今どの学校に行っているの?」と聞かれたので、「秀才のための州立ギムナジウム」(学校の正式名称がそうなっている)と答えたら、「君も秀才なの?」と聞かれたそうだ。「違います」と答えたら、「でも、君も成績はいいんでしょ?」と先生が言ったので、クラス中が大爆笑だったらしい。

昨日早退して出席できなかった授業は「地理」。
賢浩たちのクラスは、バイリンガルコースなので、7年生からは、地理の授業が英語で行われる。
先週、宿題が出ていて、3人一組のグループごとに、ツーリスト向けのリーフレットを作って、月曜日に提出することになっていた。賢浩たちのグループは、スペインのバレンシア地方を担当することになった。土曜日に集まって作業をする予定にしていたのに、同じグループのF君が、「友達と遊ぶ約束をしてしまって、今日はできない」と当日賢浩に電話してきた。 そういうのって、ありなの?
賢浩は、もう一人の友達のM君の家で、二人だけでリーフレットを仕上げてきた。
土曜日、賢浩が家に帰ってきたのは8時だった。5時間近くもかけて出来た作品を見せてくれたが、「えっ? 何これ?」というのが素直な感想だった。
ツーリストインフォメーションなのに、書いてあることが、「バレンシア地方の水不足は深刻で、農家も困っている。旅行者は、シャワーを浴びる時間を少なくするなど節水に協力しよう!」というようなことだった。ほかに、「バレンシアには、いいフィットネスクラブがあるから、筋力トレーニングをしたければ、バレンシアに!」など、バレンシアにどうしても行きたい、と思わせるものではなかった。私は、旅行者へのアピールなのだから、ネガティブな言葉を使わず、また、ドイツからわざわざ行きたくなるようなことを書くべきだ、と指摘した。賢浩は、もう一度やり直す、と言い出した。でも、グループの作品なので、友達に書き換えてもいいか、許可を取るべきだ、と伝えた。
結局、M君と相談して、日曜日、賢浩が書き直した。内容は、M君が調べてくれた箇所なのでそのまま残した「バレンシアの農業事情」、それに、バレンシアオレンジの項目を賢浩が書き加えた。あとは、ツーリストアトラクションとビーチ事情。全8ページで、見開き半ページが文字、あとの半ページが絵で、必ず手書き、という条件だった。絵も賢浩が全部書いた。もともとの表紙の絵は、トラクターとシャワーをしている人の絵に大きく×印がついているものだった。こんな表紙で、誰がバレンシアに行くだろうか? 賢浩は、M君の意向で、トラクターはそのまま残し、オレンジとビーチで寝そべる人の絵を加えた。

子供の宿題に、親がどこまで口出ししていいのかわからないが、「旅行者が行きたくなるようなことを書け」というアドバイスは妥当だと思った。

月曜日に提出して、火曜日に優勝グループを発表することになっていた。しかし、賢浩は、早退したので、結果を昨日知った。賢浩のグループが、「内容もいいし、英語も良く書けている。」と言う理由で、優勝したのだそうだ。賞品(?)としてお菓子をもらったそうだ。結局、遊ぶ約束を優先して、なんにもしなかったF君も、賞品を手にして、一番頑張った賢浩は、何ももらえなかったわけだ。不公平だ、と文句を言っていたが、風邪を引いた自分が一番悪いのだから、仕方ない。

水曜日は、6時間目終了後、いつもならサッカークラブに行くのだが、さすがに行くのを禁止した。
2時ごろ、M君から、遊ぼうぜ!と電話があった。賢浩は、「もう元気だから、遊びに行ってもいいよね。」と私に聞いてきた。「今日、きみは、1,2時間目の授業を体調不良で欠席しているんだよ。それを考えたら、今日の午後はゆっくり家で休養しようと思うよね。」と当たり前のことを言ってやったら、しぶしぶ友達の誘いを断っていた。 なんだか、あの激しい嘔吐がうそのようにすっかり元気。でも、まだまだ寒い日が続いて、油断できない。






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最終更新日  2013年01月24日 15時36分16秒
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