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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年01月26日
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カテゴリ:子供
ニコチャンは一日何回かちょこちょこピアノを弾いている。キラキラ星やジングルベルは、一番最初に人差し指だけで弾くやり方で教えてしまったので、それ以外の弾き方を拒否する。かえるの歌とブンブンブンは最初から五本の指を使うように教えたのでそうするが、自分のやりやすいように変えたりしている。

最近、「Alle meine Entchen」を親指、人差し指、中指の3本で弾くやり方で教えた。私が一番弾きやすい方法だと思ったからなのだが、ファの音を親指で弾くというのがニコチャンには難しくて、「難しすぎる、できない」と文句を言って、やろうとしなかった。「やってみなさい!」と厳しく言って、無理やりやらせた。泣きそうな顔で弾いていたが、何度か練習するうちにできるようになった。翌日からは、楽しそうに一人で歌いながら弾いている。基本的に、ニコチャンは、集中力はないから、ピアノを弾く一回あたりの時間は、5分程度。自分の好きな曲を何度か弾いて終わり。

でも、夕飯が終わったあと、お稽古で先生から出された宿題を一緒にするようにしている。5分から10分程度なのだけど、ママと練習したら、カレンダーにシールを貼る、ということを習慣付けている。
木曜日は、私の具合が悪く、先に寝てしまったので、宿題が出来なかったが、それ以外は、この習慣はずっと続いている。
そのほか、ご飯を食べるときとか、ほんのちょっとした時間に、「左手の3番目の指は?」とクイズ形式で質問して、指の番号を覚えさせるようにしている。左と右の認識って、結構子供には難しいと思うのだけど、最近はほとんど間違えなくなった。

昨日は、3回目のレッスンの日だった。
最初は、今までの復習。まず、2個並びの黒鍵(レッスンでは、双子と呼んでいる)を人差し指と中指で同時に弾きながら、低い音から高い音に移っていく。途中、真ん中で左手から右手に代える。今度は高いほうから低いほうに下がっていく。次に3個並びの黒鍵(レッスンでは、三つ子と呼んでいる)で同じことの繰り返し。次は、双子の黒鍵を左手の中指、人差し指と順番に弾き、右に移動していく。その際も、真ん中で左手から右手に代える。三つ子の黒鍵でも同じことの繰り返し。

今日は、新しいこととして、手をクロスさせて移動していくことを習った。
まず、一番左の双子の黒鍵を左手の中指、人差し指の順番で弾く。その次に、三つ子を右手の人差し指、中指、薬指の順番で弾く。右手の上に左手を交差させるようにして、左手をその次の双子に持っていき、同じことの繰り返し。一番右までいったら、今度は、逆に下りていく。下りていくときは、右手が左手の上になるようにクロスさせる。しかし、ニコチャンは、手を交差させるということが全く出来なかった。右手を引き終わると、そのまま右側に左手と右手を一緒に移動させるという感じだった。

先生から注意されたのは、「指を丸めて弾く」ということと、「同じテンポで弾く」ということ。
何度注意しても、ニコチャンの指は、思いっきり伸びてしまう。指が小さいし、力もないから、伸ばして弾きたくなる気持ちもわかるが、そこは今から習慣付けるべきことなので、私もよく注意しているが、なかなか直らない。
同じテンポで弾く、というのもニコチャンには、よく理解できていないようだった。先生は、ターターターターターターター・・・と手が移動して行ってもいつも同じテンポで切れ目がない。でも、ニコチャンの場合、双子、三つ子、双子、三つ子、と弾くので、どうしても、タタータタタータタータタターというテンポになってしまう。家に帰ってから頑張って練習させなくちゃいけないなーと思った。

今日は、初めて、「曲」の練習もした。
まず、先生が弾いてみせた。その次に、ニコチャンに真似して弾くように促したが、できないと言って、弾こうとしなかった。先生は、何度か弾いてみせて、ようやくニコチャンも真似して弾いた。たどたどしく、何度か間違えながらも一応弾けた。
その時点で、先生は、「これが Noten(楽譜)だよ。」といって、プリントをみせた。
三つ子の黒鍵しか使わないので、いわゆる五線紙にト音記号というような一般的な楽譜ではなく、四分音符が高低をつけて並んでいるだけの簡単なもの。
右手の人差し指、中指、薬指、の3本しかわない。音符の上に、432,432,2233432、という番号が振ってあった。それが指の番号で、その指示通りに弾きなさい、ということだった。
簡単な曲なのだけど、ニコチャンは、「難しい」「できない」を連発。でも、何回かやるうちになんとなく出来た。この曲は、左手バージョンもあって、歌詞が付いていて、左手を弾いてから右手で弾くと完成するようになっている。それで、右手が終わった段階で、先生が「もうちょっとやってみる?」と聞いた。しかし、ニコチャンの答えは、「Nein!」だった。それでも、先生は、「ちょっとだけ、やってみよう」といって、左手用の「楽譜」も出した。右手と全く一緒なのだけど、違うのは、音符の下に数字が付いていて、数字の番号が、234,234,4433234、となっていること。曲自体は全く同じ。でも、ニコチャンは、右手の指の動きと同じようにするので、逆になってしまう。右手が人差し指のところを左手では薬指で弾くので、ちょっとニコチャンは混乱してしまったように思う。
「難しい」といって、やる気をなくしてしまったように見えた。
そのほか、今日は、Noten(音符)とPause(休符)という言葉をならった。

ニコチャンのレッスンは15分間なので、今回はここまで。
家に帰ってからも、「今日のピアノは難しかった。」と言っていた。
ピアノのレッスンからの帰り道、ニコチャンは、「ヤッホー! 今日は、Noten(楽譜)をもらったー!」と大喜びだった。「曲」を練習したことがそんなにうれしかったのか、と思っていたら、「ニコチャンも、大きくなったら、賢ちゃんや恵ちゃんみたいに、もっとNotenもらえるね。」と言ったので、ニコチャンの喜んでいる意味が理解できて、ほほえましくなった。
うちでしょっちゅう、賢浩や恵子のNoten(成績)の話をしている。ピアノのレッスンの前に、恵子から電話があり、英語のNotenが「1」だった、音楽が「1-」だった、などと話していたし、賢浩のNotenが悪くて困る、ということもよく日常会話で出てくる。だから、ピアノのレッスンで、先生がたくさん「Noten」という言葉を使ったので、なんだが、自分が大きい子になったような気がしたのだと思う。ピアノの先生の言うNotenと恵子や賢浩の言うNotenはまるで意味が違うのだけど、かわいい勘違いだなーと思った。

ニコチャンのレッスンを傍から見ていて感じることは、ニコチャンは、先生の説明を30パーセントぐらいしか理解できていない、ということ。
先生の話し方はやわらかく、ささやくような声なのだが、話すスピードは速いし、ちょっときついアクセントがあって、私にも理解が難しい。先生は、なるべくニコがわかるような言葉で説明します、と言ってくれて、先生自身も気をつけてくれているようだが、それでも、ニコチャンは先生の説明があまりわかっていない様な気がする。1対1の授業だから、先生も、説明のあと、実際にやって見せてくれるし、ニコチャンのことを手取り足取り教えてくれるので、なんとかなっているが、これが、小学校の授業だったら、どうなるんだろう? ニコチャンはついていけるのか?と不安になる。





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最終更新日  2013年01月26日 12時30分10秒
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