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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年02月08日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
今日は幼稚園でも学校でも、ファッシングの仮装パーティー。
朝起きたら、ものすごく雪が降り積もっていて、6時半ごろ雪かきをした。近所の人たちは既に済ませていて、うちの歩道の前だけが取り残されていた。早朝から、ブラスバンドの音が聞こえてきた。町が一番盛り上げるシーズンだが、私はあまり思い入れはなく、仮装パレードも寒いので見に行きたいとは思わない。

ニコチャンたちの幼稚園では、毎年仮装パーティーのテーマが決められる。今年は、「お姫様と騎士」。ニコチャンは、テーマとは関係なく、海賊になりたい、と言い張っていた。それでは去年と同じになるよ、と言ったのだが、それでもいい、というので、特に衣装を用意しなかった。しかし、最近になって、やっぱり騎士がいいと言い出した。お店にはもう売ってなかった。幼稚園で男の子は騎士のヘルメットを作った。去年の聖マーティの日に剣も幼稚園で工作したので、騎士の衣装をバスタオルで作って、ヘルメットと剣で騎士もどきの格好をさせた。それでも、本人は喜んでくれた。

日曜日に学校の先生からメールが来た。
「あなたの娘さんは、職員会議で、シューラーアカデミー への参加を推薦されました。参加希望するかしないかを火曜日までにメールください。」というお知らせだった。 
恵子は以前、サイエンスアカデミーという夏休みのプログラムに参加したことがある。私は、そのプログラム自体を知らなかったのだが、恵子のことを気にかけてくださった日本人の方に教えていただいた。学校推薦が必要なので、そのときはこちらから校長にお願いした。サイエンスアカデミーは、8.9年生が対象だったと思うが、シューラーアカデミーは、10年生以上が対象のようだ。今の学校は、学校側で申し込みなどをすべてしてくれるので、ありがたい。

しかし、すでに、義姉が恵子のためにアメリカ国立衛生研究所で研修できるように手を尽くしてくれている。アカデミーの期間がアメリカでの研修と丸かぶり。アメリカの話をいまさらなしにすることも出来ないので、先生に、他の州の生徒用の6、7月にあるコースに参加してもいいか、聞いてみなさい、と恵子に伝えた。
しかし、火曜日になっても、恵子からメールは来なかった。
夜になり、恵子からようやく電話があったのだが、「具合が悪くて寝ている。先生に聞くことが出来なかった。メールも出来なかった。」と言われた。
一応、学校には専属の看護士がいるようなので、大丈夫だとは思う。明日戻ってくるのだが、やはり少し心配だ。
とりあえず、火曜日の夜に先生にメールした。恵子たちは同じ州の学校に比べ、1週間夏休みに入るのが早い。夏休みに入ってすぐに、大手化学企業がスポンサーになっているプログラムがあり、それだけが日程的に参加できるものだったので、それに申し込みたい、とお願いした。
翌日学校側から、そちらの希望通りに申し込みます、と返事が来た。
申し込んでも、参加できるかどうかわからない。 それでも、学校側がイニシアティブをとってくれて、いろいろしてくれるので、本当に今の学校に転校させてよかった、と思っている。

【もし、2014年、もしくは2015年にAbiturを受ける予定のお子さんがいらして、夏休みのプログラムに興味があったら、こちらのホームページを見てみてください。 締め切り日が迫っているようです。】

今日は、ドイツ鉄道から手紙が来た。私たちの損害請求は退けられた。 それはおかしい、と抗議すると、「XXをお知らせください。」と手紙が来て、それを知らせると、「私たちに払い戻し義務はない」という手紙が来る。今まで何度もこのいたちごっこ。ドイツ鉄道はクレームの手紙を真剣に扱っているとは思えない。手紙にしても、電話(有料回線のみ)にしても、その都度少額だが費用がかかる。もう本当に馬鹿馬鹿しくてやってられない。こんなことに4ヶ月も費やしてしまった。

夫が、健康診断の再検査を受けた。 
以前、「同じ姿勢で作業しているので、腰が痛い。」といったことを覚えていたようで、「Kur(クアハウス)に行くように処方箋を書きましょうか?」とか「病気届けをかきましょうか?」と言われたそうだ。 「そこまですることではない。」と夫が断ったら、「問題ないですよ。書きますよ。そうしたら、仕事を休めますよ。」と言われて驚いた、と言っていた。夫は、別に日常生活に支障をきたすわけでもないし、ちょっと働きすぎで、疲れているかな・・というぐらい。日本人だったら、ごくごく一般的な状態。それなのに、こんなにすぐに、「温泉療養」の処方箋を出してくれるのか、とびっくりした。逆に、もしかして、本人が自覚していないだけで、本当はかなりまずい状態なのか? と不安になる。
クアハウスの滞在費用は全額健康保険会社持ち。こんなことしていたら、健康保険も破綻するわけだ、と納得した。「温泉療法」といっても、余暇を過ごすわけではないから、かなり規則に縛られるらしいが、仕事するよりもいいに決まっている。結構まわりでも行っている人が多いのだけど、そういう話を聞くたびに、「えー、そんなに具合が悪かったのか・・・」と思っていたけど、実は、たいしたことがなかったのに、医者が書いてくれたんだなーとこれからは穿った見方をしそうだ。





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最終更新日  2013年02月08日 07時08分34秒
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