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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年02月17日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
昨日、恵子の元クラスメートのJちゃんとそのご両親を我が家に招待した。
3年前に中国からの交換留学生が来たときに、Jちゃんの家に夕飯を招待された。そのお返しに、うちも招待しなくては・・・といつも思っていたのだけど、Jちゃんが半年間アメリカに留学してしまったり、恵子が転校したりで、なかなかチャンスがなかった。

Jちゃんは、ピアノとバイオリンを習っている。Jちゃんのピアノの先生はとてもいい人だと聞いたので、恵子にJちゃんにピアノの先生のコンタクト先を聞いてくれ、と頼んでいた。そんな簡単なことなのに、恵子は、後で電話する、とか、メールしたけど返事がまだない、とか、非協力的。痺れを切らして、夫が直接Jちゃんの親に電話をした。そのついでに、「週末、是非我が家に・・・」という話になった。

しかし、Jちゃんたちは、カソリック教徒ということを私たちは知っている。カソリック教徒にとって、カーニバルが終わり、灰の水曜日からイースター前日までは、断食の期間。厳格なカソリック教徒の我が家のご近所さんは、この期間、肉や甘いものは一切食べないと言っていた。だから、この時期、カソリック教徒を夕飯に招待するのは、何をお出ししていいのかわからないので、困ると夫に文句を言ったら、確認の電話をしてくれた。Jちゃん一家はそこまで厳格ではないそうで、何でも食べます、とのことだった。

スタッフドローストチキンをメインにして、あとは野菜系のメニューをいくつか作った。肉類は、出されれば食べるけど、なるべくならあまり食べたくないのかな、と感じた。
食事中、ニコチャンが、Jちゃんに、「どうしてそんなに鼻が長いの?」と聞いた。一瞬私も恵子も固まってしまった。恵子は、「最近、ピノキオを読んだから、こんなことばかり言っているの。」とフォローした。
しかし、その後も、Jちゃんのパパに向かって、ニコチャンは、「ねえ、どうしてそんなに鼻が長いの?」と無邪気に聞いた。
Jちゃんのパパの鼻はとても高い。
ニコチャンが発言するまで、気にしてみたことがなかったのだが、そういわれてみれば、確かに、私たちの2倍以上の高さがあることに気づいた。Jちゃんのママは普通に鼻が高い、という感じだが、JちゃんパパとJちゃんは、コメディで日本人が外国人に扮装するときにつけるような鼻。ほんとに高い。それを「長い」と形容するニコチャンに、私は、一瞬言葉を失ってしまった。私たちが、「どうして、そんなに鼻が「短い」の?」「どうして、そんなに目が「小さい」の?」と言われているようなものだ。本当に子供の無邪気な発言は、怖いと思った。

夫とJちゃんパパ、私とJちゃんママ、恵子とJちゃんがそれぞれおしゃべりに花を咲かせているあいだ、ニコチャンと賢浩はDVD鑑賞。
Jちゃんのご両親は、「お子さんが寝る時間には、おいとましますので、言ってください。」とすごく気を遣ってくれた。普通、ニコチャンぐらいの子は、8時や9時に寝るものだが、休み中は、いつも10時過ぎまで起きているので、我が家的は問題が全くない。たぶんドイツ人家庭は、もっと厳格なのだろう。

そのうち、Jちゃんがピアノを弾いて、恵子がバイオリンを演奏しはじめた。
Jちゃんのママは、「すごくいい音色のピアノね。鳥肌が立ったわ。」と言った。二人の演奏も素敵だったし、ピアノの音自体が素晴らしいと絶賛してくれた。
ニコチャンもピアノを披露したり、賢浩もトランペットを吹いたり、Jちゃんと恵子でバイオリンの二重奏をしたり、ちょっとしたサロン的雰囲気になった。今までも、恵子や賢浩がお客さんの前で演奏することはあったが、ピアノがあると、重厚さが加わるような気がした。このピアノを買ってよかったなーと思った。

ところで、Jちゃんには双子のいとこがいて、直ぐ隣に住んでいるそうだ。
賢浩と同じ年で、賢浩の隣のクラスらしい。男の子と女の子の双子で、女の子の方はそれなりに成績もいいのだが、男の子の方は、低空飛行で、すでに学校側から、このままでは、学校を変わったほうがいい、といわれているそうだ。実際、この男の子の親友は、成績不良のため、学校側から転校を勧められ、7年生からRealschuleにうつったそうだ。賢浩は、学校側から転校の話しは出されていないが、そうなってもおかしくないレベル。
「うちも、このままでは、ギムナジウムにいられなくなるから、もっと頑張りなさい、とハッパをかけるのですが、Realschuleのほうが簡単だから転校したい、と全くやる気になってくれない。」と私が嘆くと、Jちゃんのママも、「甥っ子もそうなの。親友も転校したし、本人は転校することを逆に喜んでいるのよ。でも、私の弟(彼のパパ)は転校させたくないから、私が数学を教えたり、Jが、フランス語を教えたり、周りが協力しているの。」と言った。
このJちゃんの従兄弟君は、朝学校に行く直前に、隣のJちゃん宅に来て、Jちゃんのママに「このテストにサインして」と来るそうだ。親には、テストは見せたくないが、親のサインはいる。そこで、オバサンにサインを頼むのだが、「私は姓が変わってしまったから、あなたの苗字のサインは出来ない。」というと、階下に住むJちゃんのおじいさん(Jママのお父さん)にサインをもらい、そのまま学校に行ったことがあったそうだ。もちろん、Jママは、弟に、「あなたの息子がテストのサインをもらいに来たよ。」と事後報告。「何点だった?」と聞かれたが、「ぱっと出されただけだから、点数まで確認できなかった。」と答えたそうだ。賢浩も、朝学校に出かる直前に「ママ、そういえば、サインが必要だから、ここにサインをお願い」とテストをみせる。あまりにも、Jちゃんの従兄弟と賢浩の状況が似ているので、笑ってしまった。

男の子って、どこの家も似たりよったりなんだなーと思う。でも、恵子の学校で、去年の卒業生の成績優秀者の上位は全員男の子だったそうだ。だから、男の子の方が成績が悪いということは一概にはいえないけど、ある一定の年齢までは、男の子の方が女の子よりも精神年齢が低いというのは、事実なのではないかと思う。







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最終更新日  2013年02月17日 16時08分53秒
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