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カテゴリ:子供
先日、日本領事館から賢浩とにこちゃん向けの教科書が送られてきて、賢浩は、もし日本にいたら、4月から中学生だったんだ、ということに気づいた。にこちゃんが、小学生になるというのは、前々から知っていたが、賢浩のことは全く気づかなかった、と日曜日に我が家に来てくれた友人夫婦に話したら、「そういえば、恵ちゃんも日本にいたら、この4月から高校1年生じゃない?」と言われて、びっくりした。日本にいたら、3人の子供がそれぞれ、入学式をむかえていたことになる。友達に指摘されるまで、全く気づかなかった。・・・
恵子と賢浩は、日本より半年早く入学した。でも、早すぎる・・とは思わなかった。にこちゃんの場合は、日本よりも、半年遅く入学することになるが、大丈夫かな・・と、かなり心配している。 賢浩は、小学校入学前の夏休みに、恵子と二人でアメリカの義姉のところに行っている。賢浩は6歳、恵子は8歳だった。恵子にいたっては、小学校2年生と3年生の間の夏休み、7歳のときに、一人でアメリカの義姉の家に遊びに行っている。もちろん、アナカンで行っているのだが、それでも、飛行機の中は一人。しかも、パリで乗り換えもあった。にこちゃんが、そういうことが出来るとは到底思えない。そう考えると、恵子って、小さい頃から、結構しっかりしていたんだなーと思う。 にこちゃんが、この夏休み、恵子、もしくは、賢浩と二人だけで、アメリカや日本に行くなんて、考えられない。頼りなく見えても、賢浩のほうが、にこちゃんより遥かにしっかりしていたんだなー。 ところで、今、イースターのホリデーで学校は2週間のお休み中。 でも、にこちゃんは、カレンダー通りで、幼稚園は通常運転。 ニコチャンが幼稚園に行っている間、賢浩には、数学、ドイツ語、英語、フランス語の問題をやらせている。教科書やワークブックから、私がノートに問題を書き写している。はっきりいって、ノートに問題を書き写すほうが、問題を解くより、時間がかかる。でも、そうしないと、やらないので、仕方ない。休み明けすぐに、テストがある。 4教科各2ページずつ、毎日やり終えたら、1時間PCをつかってもいい、という取引をした。 1時間、動画でマンガを見たり、ゲームをしたり、あんまりいいことだとは思わないけど、すごくインセンティブになっている。何かお願いするときでも、「これをしてくれたら、15分PCを使える時間を延長する。」というと、喜んでしてくれる。 最初は、メールを書く時間も1時間に含んでいたが、そうすると、長々としたメールをくれる義父母や義姉たちに全く返事を書かないし、読みさえしないので、メールを書く時間は、1時間に含まない、ということにした。 PCでゲームをしていると、にこちゃんも隣に座って、ずっと見ている。見ているだけなのに、それがにこちゃんにも楽しいことらしい。全部、その日のノルマが終わってからPCを使うことになるので、夜の8時ごろになってしまう。そこから、まず、フランス語の問題の答えを義姉にチェックしてもらうため、メールを書かせている(私は、問題を書き写すことはするが、答えはわからない)。その後、1時間ゲームをするので、どうしてもにこちゃんの寝る時間に影響が出る。スーパーマリオのようなゲームならまだいいのだが、賢浩の好んでするゲームは、武器を購入して相手を射殺していくようなゲーム。にこちゃんへの悪影響も心配だし、そういうのはやめて欲しいといっているのだが、その手のゲームはごまんとあるようで、私も隣に座って監視しているわけにはいかないので、どうしようもできない。 私自身、この取引きがいいことだとは思わないのだが、ほかに、賢浩に勉強させる方法が見つけられない。うちでは、PCのパスワードを教えていないので、賢浩は、一人では、勝手にPCを使うことは出来ないが、友達の家で、さんざんゲームをしてくる。だから、うちだけ規制してもあまり意味がないのだが、それでも、普段自由に使えないから、1時間のネットを使う権利で、とりあえずやる気になってくれる。子供とコンピューターゲームの問題には、いつも頭を悩ませる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月03日 07時33分02秒
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