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カテゴリ:子供
学校の休み中なので、恵子も賢浩も完全に夜型。朝は、なかなか起きてこない。
にこちゃんも賢浩と遊んで、なかなか寝付かない。でも、幼稚園があるから、8時30分には起こす。今週は、幼稚園をお休みしている子も多いし、行かせる必要はないのだけど、家にいても、私が面倒を見られるわけではないので、幼稚園に行かせている。 今日は、Ergotherapieの日で、予約時間は8時45分。車で行けば5分の距離だが、最近は自転車で行くようにしている。自転車だと坂が多いので、30分近くかかる。 8時少し前に起こして、朝食を食べさせて出かけた。 昨日は、割と早めに寝たので、睡眠は足りているはず。 今日は、運動室で、運動機能のテストを行った。 18の課題があった。 1番目。フラフープぐらいの大きさの輪を床に置き、両足で輪の中に跳びいり、また両足で輪の中から飛び出す、という課題を2回。にこちゃんは問題なくクリア。 2番目。幅15cm、長さ2mぐらいのカーペットの切れ端のようなようなものをを床に敷き、その上を歩く。平均台の上を歩くのに似ている。にこちゃんは、結構はみ出していた。 3番目。A4サイズの白い紙に、黒のフェルトペンでぽつぽつと丸をつける。30秒で何個の丸をつけることができるか、という課題。にこちゃんは、17個だった。 4番目。裸足になり、床においてある1m四方の薄い布をつま先で持ち上げ、先生に渡す。左右、片足ずつ、ストップウォッチで測りながらやった。 5番目。ロープを床において、その上を右左、右左と両足で飛ぶ。時間内に何回できるか、という課題だったが、にこちゃんは、12回跳んだ段階で、自主的にやめてしまった。「もう、疲れて出来ない」と言った。 6番目。先生が1mぐらいの棒を顔の高さぐらいに持ちあげ、その棒の下ににこちゃんは、片手をだして待ち受けている。先生が棒を落としたら、にこちゃんは、片手だけで、その棒をつかむ、という課題。 7番目。2つの箱を4mほど間隔をあけておく。一つの箱にはテニスボールが3つ入っている。ボールをひとつずつ投げずに、もう一つの箱に移す、という課題。何秒で出来るか、ストップウォッチで計った。 8番目。2番目の課題と似ているが、布の上を今度は後ろ向きに歩く。にこちゃんは、あまりうまく出来なかった。 9番目。テニスボールを壁にはってある的(直径50cmぐらい?)に3mほど離れたところからあげて当てる。にこちゃんは、的に命中させることは出来なくて、がっかりしていた。 10番目。マッチ棒のような大きさの棒を小さい箱の左右に置き、両手で同時に一本ずつつかんで箱の中に戻しいれる。何秒で出来るかを計る。 11番目。手を床につけずに、1番最初のタスクで使った輪に触れないようにくぐる。 12番目。。輪を床に置き、合図と共に、片足で輪の中にジャンプし、次の合図があるまで片足でそのまま立っている。にこちゃんは、左足では、途中でバランスを崩し、右足をついてしまった。 13番目。先生が輪投げで使うような輪を4mはなれたところから投げ、にこちゃんは、それを両手で取る。そのとき、輪を体につけないように、手だけで取るという課題。しかし、にこちゃんは、どうしても体をつかって受け止めてしまっていた。 14番目。ハンペルマンを30秒間で何回できるか。 15番目。50cmの高さにロープをはり、両足でジャンプして飛び越える。 16番目。仰向けに寝て、両手を頭の上に伸ばし、そのまま回転する。 17番目。床の上に胡坐をかく。ボールを両手で頭の上で持つ。そのままの体勢で、立ち上がり、また座って胡坐をかく。 18番目。1番目で使った輪を床に置く。180度回転しながら輪の中に良太氏ジャンプ。また180度回転しながら輪の中から飛び出る。 以上だった。 結果が、後日、レポートにしてくれるそうだ。 今回のテストで気づいたことは、にこちゃんのやる気のなさ、あくびの多さ、スタミナのなさ、だった。先生も同じことを感じていた。 あくびの多さ、スタミナのなさは、睡眠不足とは関係ない、と言われた。 にこちゃんは、15km先の「バーガーキング」までサイクリングして、ハンバーガーを食べた後、うちに帰ってくることができる。だから、スタミナはあるほうだと思っていました・・ということを先生に伝えたら、「それは、余暇の行動ですよね。自分の好きなことには、集中できるものです。ニコの場合は、決められたことを、決められた時間にすることがストレスになっているのだと思います。ルールを守って何かをするということが、身体的にもストレスになり、少しのことでも、疲れてしまうようです。だから、あくびも出るのです。」と言われた。確かに、思い当たる節はある。 9時30分にセラピーが終わった。パン屋さんによって、にこちゃんの好きなパンを買って、幼稚園に持たせた。 12時に恵子がにこちゃんを幼稚園にお迎えに行った。 先生に、「今日、ニコは、トイレの中にトイレットペーパーを丸ごと投げ入れたので、罰として、外遊びを禁止にしました。クラスの子が外で遊んでいるとき、一人だけ、別のクラスに行かされたので、泣いていました。」と言われたそうだ。 「どうしてそんなことしたの?」と問いただしたら、泣き出して、部屋に閉じこもってしまった。おもちゃ箱をドアのところに動かして、中に入れないように、バリケードを築いていた。まあ、でも、そんなに重いものは動かせないから、ドアを押せば、開く。中にはいって、「こっちに来なさい」と呼びかけた。でも、本人は、「嫌だ」とかたくなに、部屋から出ることを拒否。仕方なく、抱っこして、台所に連れて行った(私は昼食の支度中だった)。 「トイレにトイレットペーパーを投げ入れることはいいこと?」と聞いたら、「ううん」と首を振った。「いいことではないとわかっていたのに、したの? どうして?」と聞いたら、「わかんない」と言った。「どういう状況だったか説明して。にこちゃんが理由もなくそんなおバカなことをする子だとは思ってないから。」と聞いたら、「忘れた」と言われた。 「間違って、トイレットペーパーを床に落としたり、汚してしまったから、捨てようと思って、トイレに入れたの?」と私の予想を話したら、「違う」と否定された。「おもしろいから、わざとしたの?」と聞いたら、「トイレの後ろに新しいトイレットペーパーが積み重なっていて、間違ってトイレにおちてしまった。」と言った。「先生にそのことを話した?」と聞いたら、「ううん、先生には間違ったことを言った。わざとやったといってしまった。」と言うので、「どうして?」と聞くと、「先生に聞かれたとき、どうしてそうなったか忘れちゃったから」という返事。にこちゃんと話していると、話がどんどん変わっていく。どれが本当のことなのかわからない。 最近は、幼稚園で問題が少なくなってきたと思っていたのに、ちょっとショックだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月05日 23時07分49秒
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