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カテゴリ:子供
今日、隣の村の体育館でサッカー「バンビーニ」クラス(2007年以降生まれの子が対象)の試合があった。周辺町村のバンビーニの子達が集まっていて、かなりの人だった。私は、うちの町とその開催地のチームの試合かと思っていたが、いろんな地域から参加しており、各チーム4試合をこなした。試合時間は10分だけど、コートがひとつで、ほかのチームが試合をしている時間は待ち時間。1時間に1回ぐらいしか試合が回ってこないので、ニコちゃんは退屈し始めて、「家に帰りたい」を連発していた。子供は全部で8人。先発は5名。ゴールキーパーは試合中交代しないが、残りの4名はベンチの3名と交代で試合に入る。ニコちゃんはいつもベンチ要員で、試合の途中に3分ぐらい交代要員としてコートに入る。うまいこと下手なこの差は歴然。でも、コーチは全員を試合に出さないといけないから、大変だ。ニコちゃんは、無駄な動きが多く、余計なことをして・・・という場面がいくつかあり、チームメートに怒鳴られていた。ニコちゃんのことを怒鳴っていた子は、お母さんにたしなめられていたが、申し訳なり気分になった。
コーチが、帰りに、「楽しかった?」と聞いた。ニコちゃんは、楽しかった。と答えたら、「それはよかった。それが一番大切なことだから・・・」といってくれて、救われた。でも、チームのためには、ニコちゃんは試合に出ないほうがいいのでは・・とも思ったしまう。 子供たちは、自分の試合がないときは、観覧席で走り回って遊んでいたが、ニコちゃんは、私にべったり。たぶん、まだ、仲良しの友達がいないのだと思う。もしかして、へたくそだから、仲良くしてもらえないのかな? まあ、そこまで意地悪ではないと思うので、たぶん、ほかの子は、もう2年ぐらいバンビーニで練習しているので、なかなかその輪の中に入っていけないのだと思う。ニコちゃんは、かなり人見知りする子だと思う。 それしにしても、こんな小さい子の試合でも、結構盛り上がっていた。 今日はコーチと話す機会があったので、うちでは3ヶ国語なので、言葉の理解力が少し低く、コーチの話すこともわかっているのかどうか、ちょっと不安に思っていることを伝えた。コーチは、「そうだったんですか。 私は、ニコはいつも夢を見ているのかと思ってました。いつも上の空で、別のことを考えているようで、空想癖がある子なのかと思ってましたが、言葉がわかってなかったんですね。」と言われた。 今日参加した子の中に、Ergotherapieでいつも会う子が二人いた。時間帯がちょうどニコちゃんの前後。二人ともニコちゃんと同い年だが、N君は別の小学校、L君は、補習学級。L君は、見るからに、ちょっと行動に問題あり・・と思うが、N君については、サッカーで見る限りでは、なぜErgotherapieが必要なのかわからない。今日、お母さんに聞いてみたら、「いろいろなことが順序だててできないので、私から小児科医にお願いして、7月から通わせています。」という返事だった。 同じぐらいの年齢でも、しっかりした子もいれば、落ち着きのない子もいる。ニコちゃんの知能が低いとは思わないが、理解力があるほうだとも思わない。運動能力もそれほど長けているわけではない。現状では、ニコちゃんが同年齢の子に引けを取らないのは、体格だけだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月18日 02時24分32秒
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