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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年11月29日
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カテゴリ:子供
火曜日のErgotherapieで、先生に、小児科医からADS(注意欠陥症)の疑いがあると言われたとことを報告した。先生はすぐに、「ああ、Traeumerchenですね。」と反応した。小児心理学では、当たり前に使う言葉なのだろう。
「そうですね。そうかもしれません。一度、診断テストをしてみたらどうですか?」と言われた。私は、Ergotherapieでそういう診断テストができるのかと思っていたが、Ergotherapieで行うテストは、どういうことが弱点か、というのをみるだけで、診断をくだすためのものではない、と言われた。Ergotherapieでは、そもそも、診断をくだすことはできず、専門医だけが、診断をくだす資格があるそうだ。
「ADSだとわかれば、たとえば、学校の授業中、先生の話を聞いていないとか、いろいろな場面で注意されても、それは、ADSだから、と説明できます。そのほうが、本人のためになりますよ。」とアドバイスされた。「薬を飲むかどうかは、親が判断すればいいこと。無理に服用する必要はないです。セラピーでも十分に改善できます。」と先生は、言った。まあ、それが、Ergotherapieの存在意義のひとつにもなっているので、先生としては、そこを強調したいのだろう。

図書館から借りてきた本を読んでみたのだが、確かに、当てはまることもあるのだが、情報を読めば読むほど、ニコちゃんは、ADSではないと私には思えてならない。私は、ニコちゃんの「ファンタジーの世界の住人」というレッテルは、許容範囲だと思う。注意力不足も、物事を順序だって片付けていくことができないことも、子供にはよくある話だと思う。その度合いが、ニコちゃんの場合、かなり限界に近いのかもしれないが、それでも、「この子はADSですから・・・」と言い訳で「仕方ない」と思われるよりは、その都度その都度根気よく訂正させていくことのほうが、本人のためになると思う。
被害妄想かもしれないが、子供のためというよりは、薬を売るため、セラピーに来させるために、「お得意さん」に仕立て上げられているような感じがする。

水曜日のピアノの発表会は、前回書いたとおり、体調はよくなかったが、ニコちゃんのパフォーマンスは満点以上の出来だった。

木曜日に、ピアノのレッスンに連れて行った。
先生から、「昨日、渡せなかったから・・」といって、最初の発表会の記念として、モーツアルトの絵葉書(裏に先生のコメントつき)とそれを飾っておくホルダーのようなものをもらった。素敵なプレゼントだなーと思った。

ピアノレッスンでは、グランドピアノで練習する。グランドピアノは、鍵盤を弾くと、中でハンマーとかが動く様子が見える。ニコちゃんは、それを見るのが好きで、いつも、ピアノの中の構造を覗きながらピアノを弾くことも多い。先生に、「どこをみているの?」とよく言われる。
先生が、細かいことを注意しようと、「ここの箇所だけど、ちょっとこっちを見て」・・というと、ニコちゃんは、もうそこから弾き始めようとする。先生がせっかく、デモンストレーションをしても、全く見ていない・・・

昨日、ニコちゃんが練習した曲は、前回からの続きで、「ジングルベル」と「For he's a jolly good fellow」、そして、新しい曲として、「Lasst uns froh und munter sein」「Ihr Kinderlein kommet」というドイツの代表的なクリスマスの童謡。「Ihr Kinderlein kommet」のほうは、ドから一オクターブ上のドまで使うので、5本の指では足りない。そこで、たとえば、ミを3の指で弾いてから2の指で弾きなおし、5の指でラの音を弾く。そして、次のラの音を3の指で弾いてソを2の指、上のドを5の指、という風に、どんどん指使いが変わる。その後,ソを2の指で弾き、ミを3の指で弾く。さらには、下のシの音を1の指で弾かなければならず、ニコちゃんは、混乱してしまい、「わからない」を連発。
毎回、新しい曲が2曲追加される。もちろん、先生はきちんと考えて、毎回、ほんの少しずつステップアップしている曲を選んでくれる。でも、ほんの少しのステップでも、かなりハードルが高いと感じる。最終的には1週間でできるようになるのだが、おどしたり、なだめたりしてピアノの練習をさせるのは本当に大変。私の白髪も増える一方。

発表会では、最初の10人ぐらいしか聞くことができなかったが、そのとき思ったことは、ニコちゃんは、初めて3ヶ月にしては、かなりのペースで上達しているなーということ。トップバッターの子がすごくうまくてびっくりしたので、先生に、「あの子はいくつですか?」と聞いたら、「彼は小さく見えるけど、5年生です。」と言われた。ニコちゃんの後に弾いた子が、ニコちゃんが習った曲を弾いていた。ピアノを習って1年ぐらいたっている子だった。
毎回毎回、2曲づつ練習曲が増えていく今の状態に、ちょっと私は息切れ気味なのだが、もしかして、私が、必要以上にニコちゃんのお尻をたたいて前に進ませていたのかもしれない。もう少しゆっくりのペースで、別に1週間で完璧に仕上げていかなくてもいいのかな?という気持ちになった。

昨日の午後は、私も夫も家におらず、賢浩にニコちゃんの面倒を頼んでいた。賢浩は友達のT君を家に呼ぶ、と言っていたが、結局は、T君の家にニコちゃんも一緒に連れて行った。T君には5歳の弟がいて、ニコちゃんはT弟と遊べばいい、と計画したようだ。ニコちゃんは、木曜日の夕方はサッカー。T弟君もサッカーをしていて、T君のおばあさんがサッカーの練習場まで連れて行ってくれたそうだ。
サッカーの終わる時間にニコちゃんを迎えにいった。ニコちゃんの洋服がぬれていた。「鼻血が出たので、T君ママが拭いてくれたの。だから、ぬれてるの。」と言った。、スポーツバックの中には、なぜか、ビニール袋にはいったニコちゃんのパンツがはいっていた。「どうしたの?」と聞いたら、「ウンチがパンツについちゃって、今、T弟君のパンツを借りてはいているの。」と言った。うわー、もう恥ずかしすぎる。T弟君を迎えに来ていたママに、お礼と謝罪をした。
パンツを汚したということは、たぶん、トイレも汚したのではないかと推測する。
うちでも、トイレに入ると、すごく汚れていることがあって、驚くことが度々ある。ニコちゃんは、ウンチを隠そうとして、大量のトイレットペーパーをその上にかぶせる。T君の家でもそんなことをしていたのではないかと、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。





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最終更新日  2013年11月30日 02時00分33秒
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