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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2013年12月14日
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カテゴリ:子供
昨日、にこちゃんのクラスのクリスマス会が午後からあった。

ニコちゃんは、いつもヨハネス君と登下校している。
ヨハネス君のうちはすぐ近所で、学校に行くには、我が家の前を必ず通ることになる。だから、朝はヨハネス君が誘いに来てくれるし、帰りは、二人で一緒にうちのベルを鳴らす。昨日もそうだった。
「今日はクリスマス会だね。」とヨハネス君に話しかけたら、「僕は5つもすることがある。歌を歌う、リコーダーを吹く、詩を読む、劇をする、。。。(あともうひとつは、なんといったか、忘れた・・)」と言った。私は、ニコちゃんに、「ニコちゃんは?」と聞いたら、何にも答えなかった。きっと、「僕はこれができる」「私はこれをしたい」と自己申告して、出し物を決めたのだろうな、だから、ニコちゃんは、自分からは何にも言わなくて、何の発表もしないのだろうな・・・と思った。

実際は、みんなで歌を歌い、半分の子供たちで人形劇をし、最後にヨハネス君だけが、リコーダーでクリスマスの曲を2曲披露・・・というのが、プログラムだった。ニコちゃんは、人形劇にも参加していた。ト書きは先生が読み上げるので、子供たちにせりふはない。ニコちゃんの役だけ、短いせりふ(魔法を解く呪文)があった。しかし、度忘れしてしまったようで、ほとんど先生に教えてもらっていた。家に帰ってきてから、「今日は、呪文を忘れちゃって、ちょっと恥ずかしいことしちゃったね。」と言っていた。
でも、どうして「クリスマス会でニコちゃんは何をするの?」と聞いたとき、「歌をみんなで歌って、人形劇もするよ。」と言わなかったのか不思議。秘密にしているとかそんな感じではなかった。きっと、何をするのか、自分でもよくわかっていなかったのだろうな。

子供たちの出し物のあとは、みんなで持ち寄ったものでお茶会。
いろいろなお母さんとお話できてとても楽しかった。
ニコちゃんのクラスの子は3つの幼稚園から来ている。ニコちゃんと同じ幼稚園出身の子供は、顔と名前が一致するが、ほかの幼稚園出身の子は、名前も顔もわからない。保護者の方も全くわからない。でも、その中で、一度、コーラスにニコちゃんを連れて行ったときに、見かけた方がいたので、思いきって話しかけてみた。彼女は、エチオピア出身だといった。ご主人はドイツ人だが、エチオピアの第2公用語は英語なので、家では、ドイツ語と英語で子供たちと話している、と言っていた。「ニコは、コーラスに、最近は一人で来ているのですね。しっかりしてますね。この前、おうちで何語を話すの?と聞いたら、日本語って教えてくれました。あなたは、日本の出身なんですね。」と言われた。

どのお母さんとの会話も、「お宅のお子さんは、勉強、どうですか? 読めますか? 算数の計算は、頭でしてますか? 指を使ってますか?」ということが中心だった。話を聞く限りでは、みんな似たり寄ったりなのかな・・と思った。

最後に、片づけをして帰ったのだが、机やいすの配置を元に戻すとき、ひとつだけ机が後ろ向きで離れ小島のような位置においてあったのが気になった。そこは、E君の特等席なのだそうだ。E君は、集中力がなく、授業中ふざけてばかりいるので、集中させるために、そうしていると説明された。E君は、1年入学を遅らせているので、すでに8歳。ニコちゃんのクラスには、1年入学を遅らせて入った子が5人もいて、びっくりした。

いろいろな人の話を聞いたり、集団の中にいるニコちゃんをみていると、ニコちゃんの集中力欠如の問題は、それほど大きいことではないような気がしてきた。「できる子」「しっかりしている子」の範疇にははいらないが、「問題がある子」にも入らない。ニコちゃんは、よく、宿題の提出を忘れてしまう。先生に、注意を促すよう、お願いしたのだが、「そういう子は何人もいます。」という返事だけだった。先生は何もしてくれないなーと思っていたのだけど、昨日、クリスマス会に参加して、ニコちゃんのクラスには、ニコちゃんより集中力や忍耐力の程度に問題がある子が何人かいて、ニコちゃんまで、先生の注意が回らないのだろうな、と自分なりに理解した。





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最終更新日  2013年12月14日 14時59分47秒
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