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カテゴリ:子供
今年のクリスマスはちょっとさびしいものになった。
ディナーは、北京ダックにした。これは、本場の味とは比べられないけど、イミテーションにしては、なかなかうまくできて、大好評だった。 しかし、一番子供たちが楽しみにしていたプレゼントは、不発でがっかりさせてしまった。1週間前に、ネットで購入したのだけど、クリスマス前までに届かなかった。香港の義父母からのプレゼントもずいぶん前に発送してくれたようなのだけど、届かなかった。 日本からの小包は、かなり早く届くが、香港からの小包はいつも税関で止められてしまう。アメリカからの小包も税関でストップされたことがあった。税関でとめられる基準がわからない。 クリスマスの朝は、賢浩がパンケーキを焼いて、テーブルセッティングもして、みんなの席の上にそれぞれプレゼントをおいておいてくれた。惠子もみんな一人ひとりにすごく手の込んだプレゼントをくれた。しかし、私たちからは子供たちに渡すプレゼントがなく、「うちは仏教だから、クリスマスプレゼントはないの。」と言ったら、ものすごい顰蹙を買った。 賢浩からのプレゼントは、ニコチャンにはLEGO、残り3人にはチョコレートだった。 「パパのチョコレートは、お酒のはいっているのを買いたかったのだけど、レジで、君は未成年だからだめ、って言われた。」と言っていた。ウイスキーボンボンを買うのにも身分証明書が必要なのかーとびっくりした。 ニコチャンは、クリスマスの2日間、賢浩からもらったLEGOを組み立てていた。それは、3つの車の形に組みかえられるやつで、「次は、ママ、何を作ってほしい?」と私にリクエストを求め、それが出来上がると、しばらくその車で遊んで、またばらばらにして、「次は何を作ってほしい?」・・・の繰り返しだった。 クリスマスの間は、誰も何も勉強しなかったけど、一応ニコチャンには、毎日10分間音読をする、という宿題がでている。賢浩は、冬休み明けにすぐにGFS(プレゼンテーション)があるので、そのハンドアウト用の資料を休み中に作成して先生にメールしないといけない。冬休みにはいってから、「GFSの準備をしないといけないから・・・」といって、いつもPCを使っている。でも、GFSの準備をしないでゲームをしている。たまに、ニコチャンが、「パパ、賢ちゃんは勉強しないでゲームしているよ。」と言いつけに来る。夫が見に行くと、もちろん画面は切り替わっている。「ゲームをしていたのか?」と聞いても、もちろん賢浩は「してないよ」」と言う。夫は、ニコチャンに、「なんでうそをつくんだ?」と叱る。私は、「にこちゃんはうそついてないよ。GFSなんてしてないよ。私がたまたま見たときも、ゲームしていたし、いつもげーむばっかり。」と言ったら、「なんで、自分の息子のことが信じられないんだ。なんで、いつもゲーム、なんていいきれるんだ!」と怒られた。 夫は、惠子に、「ちょっと賢浩のGFSを見てやれ。ただし、絶対に、ばか、とか間抜け、と言ってはだめだぞ。」と言った。 夫は、賢浩に嫌われないように、ものすごく下手に出ているように感じる。 「あいつは、愛情に飢えているんだ。もっとやさしくしてやれ」 「あいつは、ばかだといわれすぎて、自分に自信をなくしている。もっと認めるような発言をしてやれ」 としょちゅう私に言う。惠子だけではなく、ニコチャンにまで、「お兄ちゃんのことをバカ、とか言うな」と注意している。 惠子は、「一緒に資料を読んだけど、賢ちゃんって、文章を読むのが遅すぎてびっくりする。あのスピードだと、クラステストなんて全部回答できないよ。遅すぎて「ディスレクシア」(読字障害)じゃないかと思った。」と真剣に心配していた。 この休み中、ニコチャンと一緒に、読む練習をしているのだけど、ニコチャンも面倒くさくなって、最初の2-3文字でその単語を推測してしまう。最後まで読んで、と言っているのだけど、最後の-en,-em,-s,-tなどには全然注意を払わない。小学校1年生のうちにきちんと読む習慣をつけていかないと、あとあと大変なことになるのではないかと、賢浩をみていて、思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月27日 16時56分43秒
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