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カテゴリ:子供
年末年始に我が家に泊まりにきていた香港人のHちゃんに、「日本のアニメは好き?」と聞いたことがあった。Hちゃんは、「あんまり見ません。でも、よく見ていたのがひとつだけあります。」といって、中国名のタイトルを言った。何のアニメか見当がつかなかったので、「どんな話?」と聞いたら、「5歳の男の子が主人公で・・・」と言った。子どもが主人公といったら、我が家の子ども達が好きな「名探偵コナン」しか浮かばない。彼女は、「コナンではないです。」ときっぱり否定した。紙に漢字で書くように頼んだら、「蠟筆小新」と書いた。それで、「クレヨン新ちゃん?」と聞いたら、「ああ、そうです」と言われた。そういえば、香港にいるとき、夫が恵子に赤い三輪車を買ってきたのだが、その三輪車にクレヨン新ちゃんのイラストがついていたことを思い出した。
それ以来、賢浩もニコちゃんも「クレヨン新ちゃん」に俄然興味を持ち出し、You Tubeでドイツ語吹き替え版をよく見ている。ニコちゃんは、「ポー(ドイツ語でお尻のこと) ブギウギ~♪」と歌い、ズボンを下げてお尻を見せたり、完全にクレヨン新ちゃんに感化されてしまった。でも、ドイツでは、幼稚園や小学校で話題になることもないし、たぶん、ニコちゃんの友達でクレヨン新ちゃんのことを知っている子はいないと思う。早くニコちゃんのクレヨン新ちゃん熱が冷めることをひたすら祈っている。 恵子は、3週間の冬休みが終わり、今日、学校に戻る。 いつもは隣の町に住むCちゃんと駅で待ち合わせて電車で行っているが、今日は、Cちゃんは荷物が多いので、車で送ってもらうらしく、恵子は一人で電車に乗ることになる。恵子の荷物も多いのだが、私には、車で送ってあげるという発想はなくて、「重いものは小包で送りなさい。」と恵子に言っていた。 恵子の学校では。6月6日に「ABI BALL」がある。「ABI BALL」というのは、卒業式と謝恩会をあわせたようなものだと私は想像している。ABI BALL が行われる会場の消防法により、収容人数に制限があり、卒業生一人につき、入場券は5枚。本人も一枚必要だから、卒業生は4人まで招待できる、ということにになる。入場券は1枚40ユーロ程度(約5000円)で購入することになるらしい。Cちゃんの家では、両親とお兄さん(恵子たちの学校の卒業生)が参加予定で、すでに、学校の近くのホテルを予約しているそうだ。恵子は、「うちは、誰が来るの?」と聞いた。「パパとママと賢ちゃんとニコちゃんかな・・・」と言ったら、「ニコちゃんには退屈だし、夜遅すぎると思う。」と言われた。 夫は、「地元の友達を招待したら?」と言っていたが、恵子は、「ほかの学校の卒業式に参加しても、つまらないと思う。」と否定的。ニコちゃんが参加しないのなら、私と夫のどちらか一人と賢浩という組み合わせになるが、賢浩にしても、退屈かもしれない。「ABI BALL」とうものが、どんなものなのか、私には想像つかない。「普通は両親が参加する」と恵子に言われた。そのため、恵子の友達の親は、ホテルを予約しているのに、我が家は、参加者も決めかねている状態で、恵子はやきもきしているようだ。 恵子のことに無関心というわけではないのだけど、Cちゃんと比べると、「うちの親は何もしてくれない。」と思っているかもしれない。申し訳ないなー、かわいそうだなー、とは心の中で思っている。こういうときは、親戚が近くにいてくれたらどんなによかったか・・・と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月13日 11時28分48秒
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