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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
今日は、旧正月。夫の家族は香港人だから、「おめでとう!」とメールや電話で挨拶。「新年快楽!(サンニンファイロ)」「恭喜発財!(ゴンヘイファッチョイ」「身体健康!(サンタイギンホン)」が基本的な広東語での新年の挨拶。子ども達は朝、夫から赤いぽち袋に入った「利是(ライシ)」(お年玉)をもらった。ニコちゃんは、学校から帰ってきてから、そのお金でお菓子を買いに行き、大満足していた。
今日は、わが州では、前期の成績表をもらう日でもあった。 ニコちゃんは1年生なので、成績はつかない。 恵子はいつものように、1のオンパレード。 11年生、12年生は、ポイントシステムで、15点が1+、14点が1に相当する、恵子は、15点6教科、14点5教科。体育だけが10点だった。それでも、2-。メールで連絡してきたのだが、「賢ちゃんに悪いから、比べないであげてね。」と書いてあった。 賢浩は、4はなかったが、3-が2教科。1-が1教科。あとは、2から3という平凡な成績だった。ものすごく悪いわけでもないが、よくもない。もっと勉強すれば上がる余地が十分にあると思うのだけど、努力という言葉は彼の辞書にはないから、がっかりする。 ニコちゃんは、学校でどのように過ごしているのかよくわからない。とりあえず毎日楽しく通っているけど、どんな様子なのか、月曜日に先生と面談があるので、話を聞くのが楽しみでもあり、恐怖でもある。 今週の木曜日のピアノのレッスンでは、30分、キチンと集中できていたように思う。まず、前回の宿題の3曲。「Menuett」「Big Ben」「American Patrol」。 「American Patrol」では、ソを中指で弾き、その後、上のドを小指で弾く箇所があるのだが、ニコちゃんの指が短いので、みるからに弾きづらそうだった。先生は、手首を少しひねるといいよ、とアドバイスしていた。 今週の新しい曲は、2曲。 まず、「Wolken」という曲。「Big Ben」と同様にこの曲もペダルを使う。 先生がまずお手本に弾いて見せた。ニコちゃんは、「あれ、この曲、左手が全部同じだねー」と気づいたことを述べた。ニコちゃんは、思ったことを何でもすぐ口に出す。個人レッスンだから、問題ないが、学校でもそうらしく、先生に、「手を上げてから発言しなさい」とよく注意される、と本人が言っていた。ピアノのレッスンでは、むしろ、先生に、「よく気づいたね」とか「よく覚えているね」「よく知っているね」とほめられる。 「Wolken」という曲は、右手はいろいろな和音が出てくる。今までニコちゃんは、「Quinte」(5度)「Sekonde」(2度)「Terz」(3度)「Sexte」(6度)を習ったが、この曲では。「Quarte」(4度)も出てくる。普段の練習から、「Quinte」とか「Terz」という言葉を使っているので、ニコちゃんも、すっかりなじんでしまった。 次に、「CANCAN」。いわゆる、フレンチカンカン。ニコちゃんも「あっ、この曲聞いたことある!」と珍しく反応した。この曲は、ハ長調で、上のドから下のドまで音階を下がっていく箇所がある。そこがポイントなので、先生は曲を始める前に、ニコちゃんに、「1オクターブ続けて弾くの、覚えている?」と聞いた。ニコちゃんは、得意になって、「できる」と言って、右手でハ長調の音階を弾いた。先生は、「そうだね。この曲では、そのオクターブ下がってくる指遣いが出てくるよ。」といって、曲に入りたかったのだろうが、ニコちゃんは、要求されていないのに、左手もやってみせた、続いて、先生の説明をさえぎって、ト長調、ヘ長調、ニ長調と自分が今まで練習してできるものを披露した。学校だったら、「勝手なことをしないで」と注意されるところだろうが、個人レッスンだから、先生も、「すごいね。」とあわせてくれる。ほめられるから、やる気も出るし、結果、伸びる。ニコちゃんがマイペース過ぎて、先生も苦笑いする場面も多いのだけど、案外先生もニコちゃんとのやり取りと楽しんでいるようにみえる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月01日 21時05分09秒
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