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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2014年02月06日
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カテゴリ:子供
今日はニコちゃんのピアノレッスンの日。
雨や雪でない限り、自転車で通っている。
今日は比較的穏やかな天気だったが、それでも、自転車に乗っていると、手が冷たくなる。手袋をするように言うのだが、手袋をするとブレーキを握りづらくなるという理由で本人は嫌がる。
自転車を止め、教室に入って、すぐにニコちゃんはピアノを弾こうとする。
まだ手が冷たいから、指がうまく動かなかったりでミスも目立つのだが、気にせず、さっさと弾き始める。1曲終わると、先生のコメントを待たずに、宿題に出されていた次の曲を弾こうとする。先生はレッスン中に何度も、「Halt!」(待って)と指示する。これは、Ergotherapieでも、同じ。とにかく、待てない。先に先に進もうとする。クラス担任にもそのことは指摘された。

ニコちゃんは、どの曲も、フォルテシモの感覚で弾く。とにかく、思いっきり、鍵盤をたたくような弾き方。「CAN CAN」を弾いたとき、先生が、「一回、ピアノを離れて、空中に手を浮かせたまま指を動かしてみて、」と指示し、エアーピアノでCAN CANを弾かせた。その後、鍵盤で弾いたら、最初よりも音がよくなっていた。ニコちゃんの弾き方は、手首が下がりすぎだ、と言われた。手首をあげて弾くというのは、腕の力が必要になるから、小さい子には難しいが、エアーで弾く練習をすることにより改善できるので、家でもそのように練習してください、とアドバイスされた。

そのあと、今日は、先生と音符の読み方のおさらい。
先生がカードに書いた五線紙上の音符を見せて、何の音かを言わせるゲーム。
ニコちゃんは、「これは、D」「これは、E」「これは、A」とすらすら言えるときと、全く言えないときがある。だから、わかっているのかいないのか、判断ができない。学校の担任にも、「ニコは、計算もできるが、ぱっぱと頭で計算できるときと、モタモタ指で計算しているときがある。朝早い時間は集中力あるが、時間がたつにつれ、集中力がなくなる。4,5時間めの授業では、ほとんど集中できない。」と言われた。ピアノのレッスンは30分だけなのだけど、その中でもやはり波がある。もともと、時間的に、ベストな時間ではない。7時半から11時45分まで授業を受け、そのあと、帰ってきて、ランドセルをおろして、5分ぐらいで軽くちょっと何かを口にしてから、すぐに出かけないと、ピアノのレッスンに間に合わない。

音符読みのクイズのあとは、新しい曲を2曲導入された。
もうすぐカーニバルの時期なので、ちなんだ曲で、「Im Spukschloss」と「Kinder Karneval」。どちらもそれほど難しくはなく、ニコちゃんも、「僕には簡単だよ。」と言っていた。この曲は、ピアニシモとフォルテシモが出てくるので、そこに気をつけるのがポイント。フォルテシモはニコちゃんの得意分野だけど、ピアニシモは、自分でものすごく意識しながらでないと弾けない。今回は、抑えて弾く、ということと、手首をあげて弾く、ということに重点を置いて家で練習しろ、ということなのだろう。





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最終更新日  2014年02月07日 02時47分37秒
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