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テーマ:子供の習い事(2491)
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昨日は、午前中、小児科にニコちゃんを連れて行った。
Ergotherapieの新しい処方箋が必要だったからだが、午後の予約はずいぶん先までいっぱいでとれないので、2週間前に電話しても、今月中は月曜日の午前8時20分という予約時間しかあいてなかった。朝8時から小児科は診察開始なので、予約時間は割りと早めだから待ち時間も少ないだろうと思った。ニコちゃんは2時間目の授業は出席できないが、3時間め(9時15分~)には間に合うと思っていた。しかし、予想に反し、8時20分の時点で、待合室には10人ぐらいいた。順番がなかなか回ってこなくて、正直イライラした。小児科は、予約をとっても、いつも1時間~2時間待たされる。昨日もそうで、5分の診察時間のために、結局、ニコちゃんは、4時間目の途中からしか授業に参加できなかった。 小児科医は、ニコちゃんを裸にさせ、いろいろなところを小さい金槌のようなものでたたいて、反応をみた。Ergotherapieの先生からのレポートをみて、「ADSかもしれないとのことですね。診断テストをうけてみることをすすめます。ADSの場合、Ergotherapieでやっていることは役に立ちません。もし、ADSなら薬を飲むことを勧めます。薬は、弱いもので、悪い影響は出ません。薬を飲むことにより、集中力が上がり、勉強もはかどります。せっかく、能力があるのに、RealschuleやHauptschuleに進んでしまった子の例を知っています。子供の将来の可能性を狭めるのはもったいない。よく考えてみてください。Ergotherapieの処方箋は、計60回分まで健康保険は払ってくれます。ニコの場合は、あと16回分残っていますが、それで終われば、これ以上の処方箋は出せません。」と言った。 家に帰ってから、さっそく、ADSの診断テストを実施している機関に電話をした。4~6ヶ月待ちになると言われた。口頭で、いろいろなことを質問された。 お昼ごろ、いつも郵便が届くのだが、その中に、ピアノの先生からの手紙がはいっていた。 先週の木曜日にレッスンがあり、そのときに、今週は、水曜日にレッスン日が変更になると言われていた。レッスン日がまた変更になったのかな、と思って、読んでみたら、衝撃的なことが書いてあった。 先生は悪性の乳がんと診断されたそうで、これ以上レッスンを続けることができない、とのことだった。本人にも青天の霹靂だったようで、すぐにでも手術を受けることになるらしい。先生は、たぶん、わたしより少し若いぐらいの方。本当にびっくり。せっかくいい先生にめぐり合えたと思っていたのに、残念でならない。 手紙には、「みなさんの連絡先を知りたいので、私宛にメールをください。」とも書いてあった。 なんと先生にメールをしていいのか、ものすごく悩んだ。 十分休養してください、早く回復することを祈ってます。お体をお大事に・・・とこれだけのメールを書くのに、1時間もかかってしまった。 午後、ニコちゃんと買い物にいった。 うちの前のとおりを歩いていたら、道の反対側の家から声をかけられた。 そこの家には、80歳を超えていると思われる老夫婦が住んでおり、1年中二人とも庭や家の前で何かしらの作業をしていて、すごく働き者だなーという印象をもっていた。いつも、彼らは外に出て仕事をしているので、私が買い物にいくときはその家の前を通らなければならないから、かならず会う。いつもいろいろと声をかけてくれるが、なまりがきつくて、あまり会話にならなくて、困ってしまうことが多かった。 その家のおばあさんが窓を開けて、私を手招きしていた。 窓の下まで行くと、「買い物に行くのか? 私は風邪を引いて出かけられないから、牛乳を買ってきて欲しい。」と言われた。おばあさんは、「私の夫は、先々週なくなった。」と言ったので、ものすごくびっくりした。こんな近所に住んでいて、全く知らなかった。挨拶するぐらいの関係で、名前すら知らない人だったのだけど、やはり悲しくて、その話を聞いて、涙が出てきた。 「ほかに必要なものはないですか?」と聞いたら、「水曜日に娘が来るから、大丈夫。明日のミルクがなくて困っていただけだから・・・」と言った。長年連れ添ってきただんなさんが亡くなった寂しさは計り知れない。すごく胸が痛んだ。 いろいろ不満はあっても、家族みんなが健康でいることを幸せと思わなくてはいけないのだなーとしみじみ思った日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月25日 14時42分13秒
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