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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2014年03月16日
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カテゴリ:子供
昨日の夜、恵子から電話があった。
せっかくの土曜日なのに、何もしないで終わってしまい、残念だ・・・と言っていた。まあ、受験生(?)で、今がまさに試験期間なのだから、仕方ないんじゃないの?と私は返事をした。
ドイツ語と数学が終わり、あとは英語とラテン語を残すのみ。数学の試験(木曜日)が終わった後にも電話があったのだが、ほとんどの子は、「今週分のテストが終わった!」といことで、パーティーをしていたらしい。でも、恵子は、「ものすごく集中して頭を使ったから、すごく疲れて、騒ぎたい気分にならない」と言っていた。数学のテストは4時間だが、恵子は2時間半ですべてを終えたといっていた。残りの時間は、見直しに使っていたようだが、「たぶん、全部できた」と言っていた。ドイツ語も手ごたえを感じたようだ。

私は、恵子に、金曜日の誕生会の様子を話し、また愚痴をこぼしてしまった。恵子は、「私はそこにいなくてよかった!」と言った。

そもそも誕生日にたくさんの子を招待したのは、ニコちゃんと仲良くなって、これをきっかけに、普段の日もうちに遊びに来てくれるようになったらいいなーと思ったからだ。でも、肝心のニコちゃんは、誕生日会のときも、みんなで遊ぶより、プレゼントでもらったレゴを作ることに夢中で、結局は夫や賢浩が友達の相手をしていた。

昨日も、ヨハネスくんが遊びに来たが、レゴで遊びたいニコちゃんとほかのことをしたいヨハネス君で意見が対立していた。ヨハネス君は、いつも、「僕は、ゲストなんだよ。ゲスト優先でしょ。」と言う。
ヨハネス君は「モノポリ」をしたいといったが、ニコちゃんはあまりボードゲームが好きではない。それで、私も加わり、一緒にやろうと呼びかけた。でも、ニコちゃんは、レゴをいじったり、まじめにやろうとしない。それに、ヨハネス君はどんどんお金を増やしているのに、ニコちゃんの財産は減る一方で、余計やる気をなくしてしまった。ヨハネス君にお金を払わなくてはいけない場面になっても、「払えない」といって、払おうとしない。注意すると、お札を床において、足で踏みつけ、鼻くそをつけてから渡すという、最低な行為をする。さいころも、みんなの前でふらないで、わざと遠くに投げて、自分に都合のいい目を言う。お金を銀行から掠め取ったり、いんちきばっかり。

ヨハネス君は、計算が速い。だから、モノポリをしていても、僕の財産はXXユーロだったが、XXユーロ支出があって、XXユーロ収入があったから、XXユーロの儲けが出た。だから、財産はXXユーロに増えた・・と瞬時に言う。ニコちゃんは、破産状態に近くなってしまい、最後はやりたくないといって、泣き出してしまった。ヨハネス君は、「ニコ、負けることも学ばなくてはいけないよ。これは、単なるゲームだよ。運がいいか悪いかの問題。勝つときもあれば負けるときもある。どんなさいころの目が出るかによるのだから、負けても問題ない。」と言った。ヨハネス君の言うことはもちろん正論なのだけど、そんな言葉は、ニコちゃんの慰めにはならなかった。

私は、二人を見ていて、「ヨハネス君はしっかりしているなー」「ヨハネス君がニコと遊びたくないと思う気持ちもわかるなー」「近所でなければ、二人は友達にならなかったかもしれないなー」「ニコちゃんは、こんな態度だから、友達が少ないのだろうなー」と思った。
そのことを私は恵子に電話で話した。
恵子は、私と全く違う意見だった。
「そりゃ、ゲームで負けていたら、やりたくなくなるよ。私も、モノポリは好きではないし・・」「私は、どちらかというと、ニコちゃんの気持ちがわかるよ。」「ヨハネス君みたいなことを言われたら、ひくなー。むしろ、そういうことを言う子とは友達になれない。」と言った。
どちらかというと、恵子はヨハネス君タイプだと思っていたので、びっくりした。

恵子は、小1のころからすごく勉強ができる子だった。常にクラスで1番だったが、おとなしくて目立つ子ではなかったし、「こんな秀才みたことない!」というほどでもなかった。だから、ヨハネス君を見ていると、少なくとも数学では、恵子なんか足元にも及ばないほどできる子だから、将来いったいどうなるのだろう、と思う。
そのことを恵子にいったら、「うちの学校にも、小学校1年生のときに、14x6という問題を暗算で解いて親をびっくりさせたという算数の天才がいるよ。その子は、勉強しなくても数学でいい点を取れるけど、勉強しないから、結局はたくさん勉強している私の方が成績がいいよ。その子は勉強しなくても常に13点は取れるような子だけど、私は勉強しているから、15点を取れる。それに、そういう子は、数学はできてもほかの学科ができるわけではないから・・・」と言った。なかなかシビアだなーと思った。
恵子は、私がいろいろな子をほめると、「そうでもないよ」「そういう子は私の周りにもいるけど、私のほうができる」と反論する。その反面、「私にはそんなことはできないと思う」とネガティブな面もあり、自分に自信があるのかないのかわからない。
でも、ヨハネス君を見ていると、やっぱりここまで数学ができるのは、才能だと思うし、将来が本当に楽しみな子だと思う。





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最終更新日  2014年03月16日 17時02分53秒
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