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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2014年03月30日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
今、全身筋肉痛。
昨日はとてもいい天気で、庭仕事をした。
我が家の庭には、背の高い木が何本もあり、せっかくのいい天気でも庭に影を作る。
それがいやだったし、背が高いので、雨や雪や風で折れたりしたら困るなーと、前々から切り倒したいと思っていた。でも、一人でできないし、切り倒した木が反対側に倒れたら、隣家の前に止めてある車に直撃する。それでも、どうしても切り倒したい気持ちがとめられず、嫌がる夫と賢浩を説得して、切り倒した。筋肉痛はその後遺症。

幹の太さが直径20cmほどの細い木1本を切っただけだが、実に2時間にも及ぶ作業だった。
はしごをかけ、5mぐらいのところを切り始めた。
反対側に倒れないよう、ロープで上の部分を庭側に引っ張る。
一人が切り、二人でロープをひっぱる。しかし、我が家には木を切るためのまともの道具がなく、小さいのこぎりと斧での作業。性能のいい電動のこぎりがあれば、たぶん10分の作業。見かねた隣人が、「この方がよく切れるから」と大き目ののこぎりを貸してくれた。
大変な作業だったが、この家に引っ越してきて依頼、邪魔だなーと思っていた木を切り倒すことができて満足。もっともっと木を切ってすっきりしたいのだけど、夫は、「むやみに木を切るのはよくない。自然のままが一番。」といって、協力してくれないので、なかなか実行できない。

木を切る作業は。賢浩にも手伝ってもらったが、「3時からXX(義姉夫婦)とSkypeをする約束がある」といって、その時間までまだ1時間以上もあったのに、最初は協力を拒否された。
結局、約束の時間までに木がきり終わらず、事情を話してSkypeする時間を遅らせてもらった。

2週間前に数学のテストがあり、金曜日にようやく返却された。点数はかなり悪かった。で、義姉夫と一緒にその見直しをしていた。1時間ぐらい数学をみてもらっていたが、賢浩が、「ママ、XX(義姉夫)がママと話があるって・・・」と台所に呼びに来た。
義姉夫は賢浩に今年の夏休みもアメリカに来たい?と聞いていたのがちらっと聞こえたので、その話のことだと察しがついた。賢浩は、「行きたいけど、夏休みはママにバイトしろって言われているの」と答えていたのも聞こえていた。
案の定、今年の夏休みの話だった。
「僕たちは、あなたさえ了解してくれたら、賢浩を今年の夏休みも去年のようにここに招待したい。費用は全額こちらで持つし、賢浩とは、遊びだけでなく、一日4時間半勉強することで合意している。」と言われた。本人も望んでいるので、お願いすることにした。
数時間後に、電話があり、「サマーキャンプに申し込むのに、賢浩の予防接種証明書がいるからスキャンして送ってくれ」と言われた。話の進展が早いので驚く。まだ航空券も予約してないのに・・・今回は、義姉夫の甥も香港から来るそうで、二人一緒に申し込んだ、と言われた。甥とは私たちは全く面識がないのだけど、16歳だそうで、賢浩のいい遊び相手になるのではないかと思う。

義姉夫婦は、子供のために自分の好きなことができなくなるのはいやだ、といって、自分たちには子供はいないのだけど、その分、うちの子達をかわいがってくれる。その中でも、賢浩が一番のお気に入りなんだろうな、とよく感じる。いろいろ面倒を見てくれるのは有り難いけれど、どうしてそこまでしてくれるの?と疑問に思うこともある。

まあ、賢浩にも楽しい夏休みが約束されたわけだし、よかったよかった。

義姉夫とSkypeし終わった後、恵子がオンラインにいることがわかり、恵子にSkypeした。恵子は、「てんぷらおいしかったよー」と言った。
昨日の午前中、恵子から電話があり、「ママ、今、友達と青空マーケットにきているのだけど、おいしそうなサツマイモとしいたけを見つけたの。サツマイモとしいたけを使った料理ってどんなのがある?」と聞かれた。サツマイモも生しいたけもめったに見ないので、私自身はドイツで買ったことがなくて、「ごめん、急に言われても、てんぷらぐらいしか、浮かばないよ」と答えた。恵子は、「てんぷら?いいね、それ。じゃあ、てんぷらにする。サツマイモとしいたけのほか、何がいいかな?」と言った。えびとかイカは手に入りづらいし、お友達の中には嫌いな子もいるかもしれないから、無難に野菜のかき揚げを提案した。
しばらくして、また恵子から電話があった。「今、寮についたんだけど、てんぷらの作り方教えて」といわれた。
そんなことがあったので、Skypeをしたとき、「おいしくてみんなにも好評だった。おなかいっぱい食べたよー」と報告してくれたわけ。
わたしとSkypeしている間も、恵子はせわしなくキーボードをたたいていた。「なんか、レポート書いているの?」と聞いたら、「ううん、M君もオンラインにいて、チャットしているの」と言われた。M君というのは、恵子のハイデルベルグの小学校時代の同級生。1,2年生のときに同じクラスだった男の子で、彼の妹と賢浩も幼稚園で一緒のクラスだった。引っ越して8年たつから、ハイデルベルグ時代の子とはほとんど縁が切れてしまい、M君は、恵子が連絡を取り合っている唯一の友達かもしれない。その関係を大切して欲しいと思う。





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最終更新日  2014年03月30日 16時03分17秒
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