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カテゴリ:子供
昨日は、大きい町に恵子とAbiball用ドレスを買いに行った。
すぐに見つかると思っていたのだが、20軒以上探し回ったが、どの店にもこちらが思うようなフォーマルドレスは売っていなかった。ようやく一軒、「倉庫にあるかもしれない」といって、3種類ぐらいのドレスを探してきてくれた店をみつけた。恵子は背が低いので、ロングドレスだと丈が合わない。膝丈のドレスを試着してみたが、恵子は胸とおなかに非常に肉がついているので、脇のチャックが閉まらなかった。上半身のボリュームがものすごくて、サイズを探すのが難しい。 卒業式は2週間後で、買い物ができるのは今週だけなので、ものすごくあせってしまった。 2時間探し回っても成果がなく、「もう、ここでは見つからないから、Stuttgartまで行くしかないかな?」と話していたとき、ものすごく派手なドレスを着たマネキンがディスプレーされている店が目についた。そこは、見るからに、安っぽい服を販売している店だった。典型的なトルコ人御用達の店という印象で、普段は絶対に入らないような店だが、藁をもすがるつもりで入ってみた。店内にはトルコ風ミュージックが流れていた。店の奥のほうには結婚式のお色直しで新婦が着るようなドレスがたくさん売られていた。膝丈のドレスもたくさんあったので、試着させてもらった。肩は全部露出しており、背中はチューブトップのような感じで伸縮性があったので、どんな体型にもフィットするような作りだった。意外と恵子に似合っていて、悪くないと思った。本当か嘘かわからないが、ドレスはすべてイタリア製と表示されていた。ドレスの値段がどれも30ユーロとか40ユーロで、すごく安いのが気になった。せっかくの晴れ舞台だから、質のいい素敵なドレスを買ってあげたかった。結局は、10着ぐらい試着して、一番本人が気に入ったものを買った。とりあえず、ドレスが買えたので、私も恵子もホッとした。しかし、こんな屋台に毛が生えたような店で買うとは、全然想像していなかった。 その後、靴とアクセサリーも買った。アクセサリーとドレスが同じ値段、靴はドレスより高い。それだけドレスが安かったということなんだけど、ま、そんなことを気にしてもしょうがない。当日、一人だけ浮いた存在にならなければいいのだけど、それがちょっと心配。家に帰って夫に見せたら、「なかなかいいじゃないか」と言った。夫には、どんな店で買ったとか、値段は内緒にすることにした。そういう先入観がなければ、普通に素敵なドレスだと思う。 とりあえず、懸案事項が解決できてホッとした。 そういうわけで昨日は1日中恵子と買い物に出かけていた。ニコちゃんのピアノレッスンがあったのだが、賢浩に連れて行ってもらうように頼んでおいた。賢浩は、「あの先生ってぎりぎりにくるんだね。レッスンしようとしたら、電話がかかってきて、その後充電したりして、レッスンを始めるのが5分以上遅くなったよ。」と言ったので、「いつもそんな感じ」と私は答えた。 「先生は、すごくニコちゃんのこと、怒っていたよ。まあ、ニコちゃんもへたくそだったからね、。」と賢浩が言うので、「いつものことだよ。先生はすぐに、NEIN!(違う!)、WARUM(なぜ!)って言うよ。」と私が言ったら、「そうそう、そればっかり言ってた。」と賢浩も言った。「先生は、しょっちゅう休憩して、よく席をはずして水を飲んでいたんだよね。そしたら、ニコちゃんが弾くのをやめてしまうから、先生は、弾き続けて・・・って自分は飲みながら指示していたよ。」「あの先生、怖いね」「先生、面白いしゃべり方するね」・・・ 実は、いろいろな事情で、ニコちゃんのレッスンを昨日限りでやめることにした。表向きは、金曜日にニコちゃんを連れて行くのができなくなった、とうことで、それは嘘ではないのだけど、本当の理由は、私がこの先生を好きになれないから。賢浩からの報告を受けて、やめさせたのは正解だと思った。昨日は、やめてしまうからということで、余計風当たりが強くなったのかもしれない。 現在病気療養中の先生は10月から復帰できる見通しというので、そうしたらまたレッスンをはじめようと思っている。しかし、こんなにはずれだと思った先生も珍しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月24日 23時46分36秒
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