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カテゴリ:近所
本当は恵子の卒業パーティーのことを忘れないうちに書きたかったが、昨日、心拍数が跳ね上がることがあったので、それどころではなくなってしまった。
私は田舎に住んでいる。庭がかなり広い一戸建て。木が生い茂っているので、夏は外からは見えない。森の中で生活しているみたい。庭の木に鳥が巣を作ったり、リスが庭の木をうろちょろするのは、まあ、都会でも見られる光景で、それほど珍しくはないけど、昨日は、夜、窓を開けていたら、なんとこうもりが家の中の飛び込んできた。大きな窓とテラスのドアを開けて外に逃がそうとするのだけど、部屋の中を飛び回って、なかなか外に出てくれない。外にでたかな?と思うとまた中に引き返してくる。8の字を描くように同じ場所をぐるぐる旋回し、落ち着きがない。外に出てもらうのに10分以上かかった。珍しいお客様に、ニコちゃんは大興奮。 実は、昨日は、ほかにも珍しい訪問者があり、ニコちゃんは大興奮だった。 なんと、パトカーがうちの前にとまって、警官二人がうちにきたのだ。 「近所から、オタクの庭が燃えていると通報がありました」と言われた。 庭でバーベキューをする予定で、その前に、いらない枝や枯葉を燃やしていた。庭には切り倒された木がたくさん放置されていて、前々から邪魔だと思っていた。生ごみとして少しずつ捨てていたのだけど、量が多く、ここ2-3日ものすごく暑い日が続いて乾燥していて、燃やすのにちょうど都合がいいと思った。近所迷惑かなとは思ったけど、バーベキューをするのと大して変わらないだろうと燃やし始めた。よく燃えるので、調子に乗っていろいろな木や枝を燃やし続けた。かなり煙が出たので、近所の人が耐えられなくなったのかもしれない。それとも、遠くから煙が見えてびっくりした人がいるんかも知れない。パトカーはうちに直行したわけではなく、付近を捜してようやく我が家を特定したようだ。身分証の提出を求められた。「バーベキューをするつもりだったのですが」と言い訳すると、「ちょっと現場をみせてもらってもいいですか?」といって、ずかずかと土足で家の中をよこぎって、庭に出た。見るからに、かなり木を燃やしていたとわかる灰の量。いそいで水をかけて消そうとしたら、火を消す必要はなく、そのまま炭をいれてバーベキューを続けてもいいが、これ以上木を燃やすと罰金を科しますといわれた。「Stadt(市、街)では、木を燃やすことは禁じられています。」と言われた。私も常識的にそうだとは思っていたけど、「違法とはしりませんでした。以後気をつけます」と謝った。 私もいけないことをしているという認識はあった。本当に寿命が縮まる思いだった。これからは模範的な市民にならなくては・・・と思った。警官が帰った後、子ども達は大騒ぎ。「ママ、恥ずかしいよ」と言われた。確かに恥ずかしい。 田舎だから家の中で何をしても近所迷惑にならないと思っていたけど、やはりそんなことはなかった。ご近所さん、本当にすみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月10日 14時52分44秒
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