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カテゴリ:中国
昨夜の試合はドイツがブラジルに圧勝した。私はすでに寝ていたが、外がものすごく騒がしかったのでドイツが勝ったんだなーとわかった。時計を見たら、夜中の12時を少し回ったところだった。さすがにこんな夜中に大騒ぎはしないだろうと思っていたが、いつもよりは控えめではあったが、それでも、かなりのクラクションや爆竹音が聞こえてきた。
月曜日に香港から義父母が北京に陣中見舞いに訪れ、恵子は午前中は授業、午後はずっと彼らと一緒に行動しているようだ。恵子のルームメートは、現在ラマダン中で日中は食事をしない。夜遅くに食事をするので、部屋に帰ってくるのも12時ごろ。それから音楽を聞いたり誰かに電話をしたりするので、恵子はよく夜寝られないそうだ。恵子に同情してくれたドイツから来ている男の子のご両親は、恵子のためにもう一度事務局に掛け合ってくれたそうで、長い話し合いの結果、明日から部屋を変われることになったらしい。ご両親は中国ができないといっていたので、どうやって交渉したのか知らないが、やっぱり大人が交渉したほうが真剣に対応してもらえるのだなーと思った。 中国政府の奨学生には並(一番下のランク)の部屋があてがわれる。ドイツの男の子はどういうわけか、最初からランクの上のほうの部屋に入れたが、恵子の場合は、部屋をかえたければ自分で交渉して、差額を払わないといけないとドイツの事務局にいわれた。差額はあとで返金してくれるという話だった。しかし、どういう経緯かわからないが、差額はドイツ大使館が払ってくれることになったらしい。なんだかいろいろなことが不透明で、よくわからない。ところで、ドイツ教育省管轄の団体が事務局ではあるが、恵子はイギリス国籍。もし何か事件があったときは、恵子の消息はどちらが管理することになるのだろうか?とふと疑問に思った。 明日から、恵子のルームメートはタジギスタンにしばらく帰国するそうだ。だから、恵子もやっぱり部屋を替わらなくてもいいかな。とも考えたそうだが、今日、祖父母と一緒に夕飯を食べて、バスで寮に帰ってきてみたら、部屋のエアコンのリモコンがどこにも見当たらなかったそうだ。それで、彼女のベッドの下などを探したら、ものすごく汚い使いっぱなしのお皿などがたくさんでてきたそうだ。それを見て、絶対に部屋を替わる、と心に決めたらしい。結局エアコンのリモコンは見つからなかった。まさか、意地悪で持って帰ってしまったとは考えられないが、かなりルーズな子なのだろう。 昨日は、恵子は美容院に連れて行ってもらったそうだ。義父はかなり中国語ができるので(香港の公用語広東語と北京語はかなり違って、お互いに通じない)、助けてもらったようだが、恵子自身も美容師さんんと雑談していたそうだ。まあ、お客さんだから、ゆっくりした速度でわかりやすく話しかけてくれたのだろうが、それでも、いい経験になったと思う。 義父母もいろいろなところに連れて行ってあげようとしてくれるのだが、ルームメートのせいで夜寝られないので、午後は疲れてしまって、今日は昼食後彼らの泊まっているホテルに戻って昼寝をしたそうだ。 先週末、一人で買い物に出かけたとき、値切り交渉に挑戦したらしい。友達はみんないかに値切ったかと言う自慢話をしているとのこと。それで、恵子も挑戦して、ようやく少し値切ることに成功したが、結局はお釣りがもらえず、元値で買ったのと同じになってしまったと嘆いていた。お釣りをくださいと中国語でなんと言えばいいのかわからなかったといっていた。賢浩に話したら、「馬鹿だな、どんな人だって、マネーって英語ぐらい知っているでしょ、俺だったら、Give me Money!!って叫ぶよ。全く、恵ちゃんは気が弱いな。」と馬鹿にしたようなことを言っていた。でも、実際に自分がその立場になったら、絶対に何にもいえないと思う。 北京は本当に空気が汚いらしく、空がいつもどんよりしていて、蒸し暑いし、出かける気がしない、と言っていた。北京は本当に大きな都市らしいが、地下鉄やバスを乗りこなせるようになってきたようで、行動範囲も徐々に広がっていくのだと思う。あっという間に3分の1以上が過ぎてしまった。1ヶ月なんて、ようやく慣れてきたころに帰るという感じなんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月10日 00時22分17秒
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