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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2014年07月24日
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カテゴリ:子供
まだ夏休みまでは1週間あるが、昨日は学校から借りている教科書を返却する日だった。
最後の1週間は授業はせず、ほとんどイベントばっかり。成績もすでに出揃っているいる。
ニコちゃんのクラスでは、二人が留年になるらしい。
この二人、実は小学校入学を1年遅らせている。一人の子は、10月生まれで、日本で言えば、4月生まれにあたる。早生まれの子とは普通に入学しても1年ほど差があるのに、1年遅らせて入っているので、現時点ですでに2年近い年の差がある。5歳で入学する子も中に入るのに、今回また留年になったら、学校が始まってすぐに9歳になってしまう。この男の子は、年子で、現在1歳下の妹と同じクラスだが、来年は妹が上級生になってしまう。ドイツでは、入学を1年遅らせることや留年、落第は恥ずかしいことではなく、珍しい話でもないのだけど、それでも、変な話だと思う。
留年するのは偶然二人ともトルコ人のお子さん。でも、ドイツ生まれのドイツ国籍の子ども達。家ではドイツ語を話さないというハンデはあるが、彼ら自身はドイツ語がわからないわけではない。どちらかというと、ニコちゃんよりまともなドイツ語を話す。
二人の共通点は、落ち着きがないこと。授業中ほかの子にちょっかいばかり出すので、廊下に隔離されたりしている。この二人が抜けたら、クラスはすごく落ち着くのではないかと思う。その分、ニコちゃんの落ち着きのなさが目立つことになってしまうかもしれない。

恵子から短いメールがあった。
昨日筆記試験があったそうだ。一所懸命勉強したのに、簡単すぎる内容で、がっかりだったらしい。今日は口答試験だそうだ。いつでもどこでも努力を惜しまないのはすごいと思う。よく、昔天才、今凡才というけれど、そういう人はやればできるのに、やらないから、だんだん平凡になっていくのだと思う。恵子は、今後も天才であり続けるのではないかと思える。





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最終更新日  2014年07月24日 15時59分59秒
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