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カテゴリ:子供
今日、恵子が受験していた大学の合格発表があり、正午からネットで確認できるという知らせを受けていた。私が、授業から戻ってきたのが午後1時過ぎ。恵子の部屋を恐る恐るノックした。恵子は、無言だった。「まだ、見てない。どうせ落ちているから、怖くて見たくない」と言った。
それで、私が代わりに見た。 ホームページに合格者の番号がのっていた。受かった人は30人。一番最後の番号は80番台だったから、少なくとも80人以上が試験に申し込んでいたということになる。ほとんどの子は試験が必要なかったと思うから、試験を受ける子なんて20人ぐらいかと思っていたけど、意外といたので驚いた。 恵子に受かっていることを告げたら、信じられないを連発。どうして受かっているんだろう?と不思議がっていた。「口答試験にも全部来た子は、皆勤賞としてみんな合格しているんじゃない?」と私は軽口をたたいたが、もしかして、あながち嘘でもないかもしれない・・・ 今までの努力が実を結んでよかった。 でも、大変なのは、これから。 家探しもそうだし、恵子の学科は、最初のセメスターで半分が脱落するそうだ。 家探しは、入学許可書がないと契約できないといわれていたし、本人が受かる自信がないといっていたので、全然していなかった。 日曜日に恵子のクラスメートがうち遊びに来る。その子は、ハイデルベルグ大学の物理学科に合格していて、同大学の医学部の面接を9月に受ける。医学部に合格してもしなくても、ハイデルベルグ大学にいくので、すでにアパートを見つけたそうだ。そのアパートの1室が空いているから、恵子がハイデルベルグに来るなら、そこを紹介してあげるよ、と言われていた。 恵子の同級生はほとんど下宿先を見つけていて、これから家探しという子はほとんどいない。 スイスは物価も高いし、特に大学のある市内で物件を見つけるのは至難の業だそうで、電車で1時間ぐらい離れたところに住んでいる人も多いらしい。 1つ問題がクリアされるごとに、次の問題が出てくる。 いろいろな意味で、9月が踏ん張りどころだなー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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