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テーマ:高校生ママの日記(9397)
カテゴリ:子供
昨日、恵子の同級生のJちゃんがうちに来た。
彼女は、周遊券のような切符を買ったので、それを使ってあちこちの級友の家を訪問しているらしい。恵子に、「Jちゃんはベジタリアンだからね、」と前日に言われた。恵子の友達にはやたらベジタリアンが多い。私はあまりベジタリアンのことがよくわからない。たとえば、ビーフカレーを作ったとして、肉だけよけてよそえばいいのか、それとも、ビーフを一緒に料理している時点でその料理を食べたくないのか、よくわからない。ハムやソーセージはアウトだと思うが、卵やチーズはどうなのか?アンチョビとかツナ缶もだめなのか? よくわからないので、ドライトマトとブロッコリーのパスタ、野菜サラダ、野菜スープというメニューにした。 たとえば、ピーマンが嫌い、とか、にんじんが食べられない、というのなら、それを使わなければいいだけだが、ベジタリアンとか、イスラム教徒とか言われると、本当に食事に気を使ってしまう。 恵子の友達は、ほとんど恵子の部屋にいて、結局顔を合わせたのは、夕食時だけ。今日は、私も夫も朝早くから出かけており、私が帰ってきたのは2時ごろ。でも、Jちゃんはまだうちにいた。食卓に、恵子が作ったと思われるパスタサラダがおいてあった。なんだか、昨日の夕飯と同じようなメニュー。 午前中、子供のための夏休みのプログラムで、バドミントン教室があったので、恵子に「もし、ニコちゃんの面倒を見たくなかったら、ニコちゃんをバドミントンに参加させて」と頼んでおいた。ニコちゃんは、賢浩のクラスのバーベキュー大会のときに、賢浩のクラスメートとバドミントンをさせてもらって以来、バドミントンが大好きになってしまった。今日も楽しかったらしく、授業から帰って来て疲れている私に、バドミントンをしようよ、としつこく付きまとう。仕方なく付き合ったのだが、今日はこんなこと習ったよ、といいながら、楽しそうにプレーしていた。バーベキューのときに比べて、ずいぶんうまくなったような気がした。 私とニコちゃんが庭でバドミントンをしている間に、いつの間にかJちゃんは帰っていた。 昨日、夕飯時に、Jちゃんと話したが、きれいな子で、みとれてしまった。 Jちゃんは、物理学部と医学部に応募したのだが、どちらかというと物理のほうに興味がある、と言っていた。Jちゃんは、イギリスのICからも入学許可をもらっていたが、それは断ったそうだ。ICは夫の母校。ICの物理学科は世界的にも上位に入るのだが、そこを蹴ったと聞いて、夫は、驚いていた。彼女は、「まずは、ドイツで学ぶのがいいと決断しました。出来れば、将来的にはICで勉強したい。それと、医学部にもいきたい気持ちもあるので、そうなったときに、学内で編入できる大学のほうがいいと思い、物理と医学と両方が選択できるハイデルベルグに決めました。」と言っていた。Jちゃんも、恵子も、「医学部は、勉強がつまらなそう」と言う。医学部は、暗記作業が多く、考える作業が少ない、というのが理由らしい。それが事実かどうか、私にはわからないが、Jちゃんは、医者ではなくて、研究職につきたいので、物理のほうが楽しそうだ、と言っていた。 ところで、今、スイスで部屋探しをしている。誰に聞いても、スイスはものすごく生活費がかかる、とネガティブ発言。スイスにはいい大学がたくさんあるけど、わざわざドイツから行く子がそれほど多くはないのは、「物価が高い」というイメージが強すぎるからだと思う。なんで、わざわざスイスに行くの?といわれるぐらいだ。 しかし、本当に半端なく高い。想像の斜め上を行く。家賃は東京よりも高いのではないだろうか?30年前の話だけど、私の友人が西早稲田にワンルームマンションを借りていた。本当に狭い部屋だが、一応簡易キッチンとバス・トイレつきだった。確か、家賃は月8万円と言っていたように記憶している。今も、家賃水準はそれほど変わっていないのではないかと思うのだが、月8万円では、恵子の行く大学の近くでは、台所、シャワー、トイレ共同の狭い部屋しか借りられない。それもそもそも物件が少ない。食費も東京の比じゃない。スイスは賃金水準も高いと聞くが、こんなにドイツと物価に差があるとは、唖然とする。スイスの人は、どうやって暮らしているのだろうか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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