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カテゴリ:子供
明日賢浩がアメリカから帰ってくる。
5週間も義姉宅にお世話になっていたわけだが、その間、賢浩と電話で話したのは2回だけ。メールはこちらが書いても全く返事がなかった。電話は、着いた翌日と、3日前にあった。 3日前の電話は、「航空券がないけど、どうやってチェックインするの?」という内容だった。 「行くときに、オンライン・チェッキングしたでしょ。出発の24時間前からできるから、行きと同じことをして、プリントアウトすればいいだけ。」と伝えたら、「どうやるんだっけ?」と聞かれた。「自分の予約番号を入力すればいいんだよ」といったら、「僕の予約番号っていくつ?」というあきれた質問が返ってきたのでびっくりした。必要なことは全部メモ帳に書いて渡したのに、自分で見ようとしない。 「ドイツは寒いよ」といったら「知っている。XXが言ってた。」と言った。「えっ、話したの?」と聞いたら「What's Upで」と言った。ママのメールには返事できなくても、友達とはFBとかでコンタクトをとっているのね。さびしいなー 夕方、義姉から電話があり、夫といろいろ話していた。義姉は、「賢浩はいい子だった。テレビもPCもあんまりしないで、こちらが出した宿題をきちんとこなしていたよ。彼はちょっと物質主義だけど、愛情に飢えているんだと思う。特に、ママの気を引きたいと思っているのだから、もっとママが愛情を注ぐべきだ。」というようなことを言っていたらしい。私は3人の子供に平等に接しているつもり。一番年下のニコちゃんに一番手をかけているのは事実だけど、7歳と14歳を同じに扱うほうがおかしいと思う。愛情を注いでやれ、といわれると、まるで私が賢浩に冷たく当たったいると思われているようで、同意できない。 賢浩のいないあいだ、私は賢浩の部屋を使っていたのに、明日までに引越ししなくては・・・私にだけ勉強部屋がない。ニコちゃんが、「ママ、ニコちゃんの部屋に来てもいいよ。」と誘致してくれたので、とりあえず、ニコちゃんの部屋に居候することにした。恵子がいなくなったら、恵子の部屋に移ろうと思う。狭くてもいいから、自分用の勉強部屋が欲しいなーと思う。 恵子の部屋探しは相変わらず難航している。本人も部屋探しをプレッシャーに感じているのか、昨日からものすごく不機嫌で、部屋に鍵をかけてこもっている。たまに顔を合わせると泣いていたような顔で、夫も私も恵子には何も言えない状態。 私も夫も、実は恵子が外国語大会に出場することに反対な立場。大学の授業を優先すべきだと思っている。4日間も休むのは、あとで埋めるには穴が大きすぎると思う。外国語大会の期間中、希望者は無料でTOEFLを受験することができる。恵子も受けるつもりだが、テスト勉強をする(問題パターンを研究する)時間もないから、高得点は期待できない。でも、外国語大会に出るのをやめたら?なんていったら、もっと機嫌が悪くなりそうだ。自己責任ということは本人も理解していると思う。本人の判断に任せるしかない。 それにしても、スイスに住むのは信じられないほどお金がかかる。下手をすると、ドイツに残された家族4人の1ヶ月の生活費よりスイスで学生生活を送る恵子の1ヶ月の支出のほうが多くなる試算。お姉ちゃんの勉強のために家族が爪に火をともすような生活を送る・・・まるで「花子とアン」の世界だなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月07日 06時38分06秒
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