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カテゴリ:子供
今日は、賢浩がアメリカから帰ってくる日。
ニコちゃんは、指折り数えて待っていた。賢浩に会いたいからではなく、賢浩が持って帰ってくるプレゼント(LEGO)を早くもらいたいからだ。夫と一緒に空港まで迎えに行くので、朝早くから、「もう行く時間?」と何度も聞かれた。あと3時間だよ、とか、あと2時間待ってね、と教えるたびに、「そんなに待てない」と不機嫌になった。 もう少しで家を出るところで、賢浩から電話があった。 「ワシントンからの飛行機が遅れて、乗り継ぎ便に乗れなかった。次の便は夕方になる」とのことだった。とにかく、係りの人にコンタクトを取りなさい、と伝えたが、現地の状況がわからない。インターネットで調べたら、到着が7分遅れただけ。もともと乗り換え時間が1時間もなかったのだが、それにしても、7分の遅れで、乗り継ぎ便に乗れなかったのは、航空会社の責任になるのか、モタモタしていた(であろう)賢浩自身の責任になるのかわからない。航空会社の責任なら、少しは面倒を見てくれるだろうが、個人の責任なら、いろいろな意味で、手続きが大変だ。昼食とか、差額とか、お金が足りるかどうかも心配だ。ドイツ国内ではないから、電車に振り返ることも出来ないし、空港で、両替をしないと現地通貨もない。向こうからかけてこない限り、連絡もつかない。インターネット上では、7分しか遅れていないから、なんでそんなことになったのか、事情が良くわからない。 ニコちゃんは、「えー、帰ってくるのは夜になるの?それじゃあ、レゴを組み立てる時間がない」と泣きそうになっていた。「まだ1週間学校が休みなのだから、いくらでも時間があるでしょ」といっても、「今日したかったのに・・・」とぐずる。荷物だけ予定便に積まれてしまったということはないのだろうか?もし、荷物を今日受け取ることが出来なかったら、またニコちゃんの機嫌を損ねてしまう。まあ、荷物より、賢浩が無事帰ってくることのほうが重要。心労が絶えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月07日 17時43分29秒
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