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カテゴリ:子供
ここ数日、澄み渡る青空が広がっている。
週末は、たまりにたまった洗濯をするので、晴天は有り難い。 昨日、夫は、ニコちゃんを連れて、200kmほど離れた場所にある、知り合いのお兄さんが所有するブドウ畑にお邪魔して、ワイン用のブドウの収穫のお手伝いをさせてもらった。朝5時半に家を出て、帰ってきたのは夜の8時。バケツ一杯分のブドウと2ダースのワインを持って帰ってきた。私は、ブドウ収穫のお手伝いを「させてもらった」ので、そのお礼というわけでもないけど、そこで作っているワインを大量に購入してきたのだと思ってたら、ワインはもらったものだというのでびっくりした。あちらにしてみれば、ブドウ収穫のお手伝いを「してくれた」ということになるらしい。確かに、1日中働いて、夫は筋肉痛を訴えているほどなのだが、夫が「興味があるから、やらせて欲しい」と頼んだことなのに、びっくりした。本来は、アルバイト料をはらってお願いする作業らしい。夫は、「アルバイト料は要りません。」と断ったのだが、それなら、ということで、ワインをくれたらしい。ワイン好きの夫にとって、こんなうれしい仕事はないのではないだろうか。しかし、ニコちゃんはすぐに飽きてしまい、家に帰りたいを連発していたらしい。近くに住んでいたら、この時期、夫は毎週末、お手伝いに出かけたかっただろうな。 私の週末は、たまった家事と授業の復習。10月に5科目もテストがある。学校で支給される教科書だけでは理解できないので、その「解答本」と何冊かの参考書をネットで注文した。 金曜日の午後、歩道沿いの植木の剪定をした。うちには、電動の剪定用のこぎりがないので、大きなはさみを使って刈り込んでいく。上のほうははしごを使わないと届かない。剪定作業をしていたら、向かいの人が出てきて、「昨日、警察がこの辺をうろうろしていて、歩道の写真を取ったり、各戸を訪問していましたが、何かあったのですか?」と聞かれた。「あの人は警察の人ではないですよ(機動隊のようなユニフォームを着ていたので警察の人に見えたのだろう)。Ordnungamtの人で、植え込みが歩道にはみ出しているので、切ってくださいといわれただけです。」と返事をしたら、「この程度で、文句を言われるんですか? じゃあ、我が家の植木も剪定しないと・・・」と言っていた。どうやら、我が家だけではなく、同じ道沿いの家には、すべて警告が出たようだ。お隣さんは土曜日に刈り込み作業をしていた。しかし、同じ道路でも、反対側は何もいわれなかったようだ。まあ、歩道からの見た目がきれいになるのはいいことだと思う。是非、Ordnungamtの人には、もっと町がよりよくなるように頑張っていろいろ警告してもらいたい。 恵子は来週の火曜日から外国語大会に出場するため、ケルンの近くに行く。3日前までに切符を買うと安く買える。それで、昨日、駅に買いにいった。田舎の駅なので、無人駅。プラットフォームには1台自動販売機があるだけ。しかし、その自動販売機が故障中になっていた。そういうことがたまにある。夕方また駅にいってみたら、DBの人が自動販売機の中をあけて、修理をしていた。すぐ終わるかと思って待っていた。ようやく作業が終わったようだったのに、修理の人が首をかしげてどこかに電話を掛け始めた。しかし、つながらなかったようだ。また作業を始めたので、私は、「あのー、まだしばらくかかりそうですか?」と聞いてみた。すると、「月曜日までには直るといいのですが」と言われたので驚いた。「えっ、今日は使えないんですか?」と確認したら、「月曜日までには直るように努力します」と言われた。そんなー・・・・20分も待っていたのに・・ 夜、恵子と久々にSkypeで話し、その件を伝えた。交通費はどうせ後で払い戻しをしてもらえるし、恵子は一番安い方法でいくので、当日買ってもいいのではないか?といったら、「今日買えば安くなるのだから、やっぱり今日買ったほうがいい。オンラインで買えるはずだ。」と言われた。えー、面倒くさいなー。アマゾンは使い慣れているけど、ほかのところからネットで購入するのは、なんとなく不安。夫が帰ってきてから、やってもらった。簡単だった。今までわざわざ駅まで買いにいっていたのはなんだったんだろうか・・・と思った。 教科書のほか、微積分、プログラミングが出来る電卓が必要と言われた。恵子がギムナジウム時代に購入したのは現在賢浩が使っている。LGHでは、電卓は学校から借りていたので、恵子自身は複雑な計算が出来る電卓をもっていない。 先週は、第1セメスターの学生を歓迎するパーティーがあった。第一セメスターの子は入場無料。会場に入場する際に学生証を提示しなくてはいけないのだが、そこで、18歳未満だからという理由で恵子は入場拒否されてしまったそうだ。新入生歓迎会も、第一セメスター歓迎会も、両方恵子には参加する資格が与えられて当然のはずなのに、年齢制限でひっかかってしまった。会場内ではアルコールが提供されるから、飲酒するしないにかかわらず、18歳未満は最初からシャットアウトされてしまうのだそうだ。 部屋探しも難航している。物件が少ないから、一つの物件に20人ぐらいが応募する。学生対象のWGなので、28歳以下という上限があるのだが、20歳以上という下限をもうけている人もいるようだ。恵子の場合、それだけではないだろうが、やはり若いという点で部屋探しがより難しくなっているようだ。 恵子が、「異世代交流というプログラムがあるが、どう思うか?」と聞いてきた。 これは、お年寄りで、自分の家に空き部屋があり、若い人と交流を持ちたいと思っている人と、部屋を探している学生をマッチングさせるプログラム。マッチングが成立すると、4万円程度の手数料を主催者団体に払わなくてはいけないが、登録自体は無料。学生は、家賃を払う代わりに、1平米につき一ヶ月1時間の労働を提供する。つまり、たとえば、15平米の部屋を借りた場合、一ヶ月15時間の奉仕することになる。奉仕の内容は家主次第。 とてもいいプログラムのような気もするけど、もしトラブルがあったら、どうするのだろうか?どんな奉仕を要求されるのだろうか?でも、選択肢がない今、部屋を見つけるために、どんなことにも登録したほうがいいと伝えておいた。 火曜日から金曜日まで外国語大会。いったん家に帰ってくるため、月曜日は最後まで授業に出ることは出来ない。だから、今週締め切りの宿題は、この週末中に全部片付けなくてはならず、せっかく天気のいい週末なのに、ほとんど部屋にこもって勉強しているようだ。内容的には難しくはないようだが、とにかく量が多い。入学したばかりなのに、こんなに勉強している大学生って日本にはいるのかなーと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月28日 16時41分55秒
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