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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:子供
恵子の下宿問題は急展開があり、一気に解決した。
1週間前まであんなにやきもきしていたのはいったいなんだったのか・・・ 先々週の金曜日に見学に行った部屋からから、入居者に選ばれました、というメールをもらったのが木曜日。前倒しで入れるか?と聞いたところ、恵子の前任者(?)がちょうど出て行ったあとだったので、そのまま土曜日から入居できた。6人で一つのフラットをシェアするかたちだが、団地のような感じで、4-5人用のフラットがいくつもあり、住人はすべて地元の大学に通う28歳以下の学生。家主は学生住宅組合。恵子もその組合と賃貸契約することになるのだが、まだ契約はしていない。それでも、入居できた。もし、恵子がこの部屋を出て行くときは、自分で後任を見つけないといけない。そして、同じフラットの人たちと面接して決める、という流れになるのだろう。おもしろいなーと思う。 恵子がこのフラットに入れることになったのは、2人が日本語学科の学生であったこと、同じ大学に通う学生も二人居たこと、そのうち一人は、ドイツで恵子と同じようにHochbegabteのためのギムナジウム(恵子と同じ学校ではない)での寮経験者で、やはり17歳で入学したので、たぶん恵子の苦労をわかってくれて同情してくれたのではないか?と分析していた。 週末に引っ越したのが、同じ寮の人たちは、みんなどこかに行っていて、土曜日は恵子ともう一人しか居なかったらしい。日曜日にもう一人が帰ってきたといっていたが、みんな週末、どこかに泊まりに行っていたようだ。だから、まだ同じフラットの人とよく話はしていない、といっていた。何歳ぐらいの人たちかもわからないがみんなすごい大人に見える、と言っていた。 台所は少し汚れていたが、中国の寮に比べたらここはパラダイスみたいなものだといっていた。割ときれいで大きいフラット。恵子も今までみた中で一番いいと思っていたところらしく、喜んでいた。大学にも近く、バスで10分。バス停も目の前にあるらしい。バスの本数も多く、10分おき。2時間に1本しか電車が来ないわが町とは大違い。 今まで恵子を居候させてくださっていた人が、自身も引っ越すので、いろいろなものを恵子にくれた。その中にプリンターがあった。ケーブルとインクを買わないと使えないのだが、当面は大学でもプリントアウトできるから大丈夫だ、と言われた。大学では、学生一人につき年間800枚までプリントアウト出来るのだそうだ。年間800枚なら自宅にプリンターは要らないのではないか?と聞いたら、800枚なんてあっという間に限度がくるよ、と言われた。どんだけプリントしているんだろう? まだ賃貸契約もしていないのだが、実は、大学の学費も払っていない。10月に支払い通知が来るという話だったが、まだ来ていない。学費を払わずにセメスターが始まるのって、不思議。 賃貸契約が交わせたら、ようやくスイスで銀行口座を開設する手続きが取れる。なんとなく、スイスの銀行に口座を持つって、響きが素敵。スパイ小説の読みすぎか・・・ 話はとぶが、昨日、スズメバチに人差し指を刺され、いまだに腫れているし、かなり痛い。我が家のガレージの軒下に隙間があって、そこからスズメバチが頻繁に出入りしている。中に巣を作っているようだ。外からは見えない。撤去するにはガレージの屋根を解体する必要があるから、無理。冬になったら、女王蜂を残してあとは死んでしまうということだったので、それを待って、その隙間をふさぐことを考えている。ちょうどスズメバチが出入りしている場所の下に、雨水をためる大きな容器が置いてある。その中に、スズメバチがたくさん溺れ死んでいる。それが気持ち悪いので、死骸をすくいだそうとしたときに、まだかろうじて生きていた蜂が最後の力を振り絞り、私の指を刺したのだ。強烈な痛みだった。私は、賢浩とにこちゃんに、あぶないから、雨水桶には近づくな、何もしなかったら蜂は刺さないから、刺激しないようにと伝えた。しかし、するなといわれたら、したくなるのが子供心なのだろうか?我が家に、ハエを感電死させるテニスのラケットのような形をした器具があるが、それで、蜂退治をしはじめた。殺虫剤の代わりに、デオドラントスプレーを撒き散らしていた。後でその話を聞いて、なんでわざわざ蜂を刺激するようなことをするのか理解に苦しんだ。とにかく蜂の数が多くて、20-30匹殺したところで意味がない。バカにつける薬はないんだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月20日 13時22分52秒
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