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カテゴリ:ニコちゃんの言語発達
今日の午後、ニコチャンを「学習障害支援センター」に連れて行った。
面接の予約時間は午後2時。前回は、私とSozialpaedagogin(ソーシャルワーカー)との面談で、2時間半にわたりニコちゃん自身のこと、ニコちゃんの家庭環境などを質問された。今回は、Heilpaedagogik(特殊教育)の専門家との面談。まず、簡単な質問があった。ニコちゃんはまじめに答えているのだけど、答えが事実とかなり違っていた。たとえば、何かのクラブに入っていますか?と言う質問には、「いいえ」と答えていた。前回、私とソーシャルワーカーとの面談で、私がろいろなことに答えているので、専門家は、ニコちゃんがサッカークラブにはいっていることを知っている。「サッカーをしているんじゃなかったっけ?」と聞いたら、「そうです」と答えていた。好きな科目は?には、「スポーツ」と言った後、「それと、算数」と付け加えたので、びっくり。「宿題していないときは、何しているの?」と聞かれた。私は、「レゴ」と答えると思っていたのだが、「算数の問題集のオンラインゲーム」と答えていたので、これにもびっくり。1.2回やったことがあるだけなのに・・・・ 今日は、ランドセルを持ってきてください、と言われていた。 「今日の宿題は?宿題を今ここでして。」と言われた。 ドイツ語の簡単な宿題だったのだけど、ニコちゃんは、ものすごい時間がかかって、専門家に「いつもこんなに時間がかかるんですか?」と私が質問された。アルファベッドが縦横6列づつ並んでいて、その中から形容詞を8個さがせ、という問題だった。右と左に問題があって、それぞれ、対になる形容詞がかくれているので、ペアにして、書き写せ、という問題もあった。 ニコちゃんは最初の3つぐらいは調子よく見つけることが出来たが、あとがなかなか進まない。専門家は私に、「家でやるように助け舟を出してもいいですよ。」と言ったので、あれこれヒントをあげた。 片方に、「glatt」という形容詞があった。ニコちゃんは、それを見つけることは出来たのだが、その反対語がわからなかった。実は、私も、「すべすべ」の反対の「ざらざら」をドイツ語でなんというのか知らなかった。専門家が「rau」と助け舟を出してくれた。私は「gerade」(まっすぐ)の反対もわからなかったが、ニコちゃんは、「クルム」(曲がった)とすぐにわかった。ニコちゃんは、「krumm」はmが二つといって、囲んだのだが、それであっているのかどうか実は私にはわからなかった。家でだったら、すぐに辞書を引くところだが、そこでは確認のしようがない。でも、専門家は何も言わなかったので、きっとそれであっていたのだろう。専門家はニコちゃんが宿題をやっている間、ずっとその様子をメモをとりながら観察していた。 専門家は、「今日は4時から他の家族との面談の約束があります。思いのほか、宿題に時間がかかってしまい、今日だけでは終わりません。今週の水曜日に心理学の専門家とのテストがあり、来週、また私とのテストの予約がありますよね。そのほかに、もう一度来てもらいたいのですが、いつがいいですか?」と聞いた。そのほかに、ものすごい量のアンケート用紙を渡された。前回、ソーシャルワーカーに細かく話したのに、またこんなに質問に答えないいけないのことうんざりした。 一人ひとりにこれだけ時間をかけるので、なかなか順番が廻ってこなかったのだと、納得したが、はっきり言えば、何度も何度も足を運ばないといけないので、面倒くさい。今のところ、あと3回予約があるが、その後、診断結果の説明を受けるのに、最低でもまた1回足を運ばないといけない。今年中に診断結果がでるかどうかも怪しい。2月に申し込んで、9ヵ月で、ようやくここまでコマを進められた。しかし、終着点が見えてきたのではなく、実はこれはこれからはじまる長い長い道のりの扉を開けたに過ぎない状態だったらどうしよう・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月25日 03時52分09秒
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