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カテゴリ:ニコちゃんの言語発達
今週もあっという間。2つもクリスマス会があったし、毎日何かと忙しかった。 しかし、一番最初に、「3時半からほかの家族との話し合いの予定があります。1時間半ではすべてを終わらせることができないので、来週もう一度きてください。」と言われた。すでに、計5回も足を運んでいる。来週、それも午前中を指定され、私が難色を示したら、「先週、ご主人に伝えたはずですが・・」」と言われた。主人からは、「12月10日、14時から15時、ニコとの話し合い、15時から16時、お母さんとの話し合い」と書かれたメモを渡されただけ。そのように話したら、「もしかして、ご主人も忘れっぽい人ですか?」といわれ、ちょっと気分を害した。(家に帰って、主人に確認したら、「メモを渡されただけ。来週の約束のことなど何一つ言われていない。そのほかは、1月のアポをもらっただけ。」といった) そのほか、「定期健診の記録をかいた黄色い手帳を持ってきてくださいとご主人に伝えましたが、持ってきていただけましたか?」と聞かれた。これも初耳。「いいえ、主人からは何も聞いていません。」と伝えると、あらあら、困った人たちだなーというような顔をされた。この件も後で主人に確認したら、何も言われていないと言った。とにかく、先生の予定表には1-2時間刻みでいろいろな人との面談の予定が書き込まれており、先生がほかの人と勘違いしてしまったのではないかと思う。まあ、これだけたくさんの子供とその保護者と面談していればささいな勘違いをすることは大いにありえると思うが、自分が言い忘れたとは考えないで、こちら側に非があると最初から決め付けるのはどうかと思った。先生は、「注意欠陥障害は、家族の誰かにそういう傾向がある人がいる場合が多いのです。」と言った。つまり、先生には、「注意欠陥障害児の保護者も、注意力が散漫」という先入観があるのではないかと感じた。 結局は、次の予定をキャンセルしてくれた。ニコちゃんとの面談が終わり、私と先生の面談になった。その間、ニコちゃんは、レゴやお絵かきの道具、絵本が置いてある待合室にいるのだが、私と先生の面談中、待つのに飽きたのか、2-3回部屋をのぞきに来た。先生は、私に、「ニコは本当に待つことができない子ですね。」と言った。 そのほか、ニコちゃんは、怒られること、怒鳴られることに恐怖を感じているといったそうだ。これは、大いに反省しなくてはいけないと思った。しかし、血管が切れそうになることばかりしてくれるので、頭の中ではわかってはいるが、なかなか落ちついて話す状況にならない。 「ニコにとって、恵子の存在が大きいようですね。あと9回寝ると帰ってくる、とうれしそうに言ってましたよ。」と先生が言った。ニコちゃんは、しょちゅう「恵ちゃんはいつ帰ってくるの?」と聞く。もちろん、にこちゃんは恵子のことが大好きだけど、恵子の帰りを待ち遠しく思っているのは、恵子がニコちゃんにクリスマスプレゼントを買ってくれるといったからだと思う。恵子が久々に家に帰ってきても、いつも第一声は、「おかえり」ではなく、「お土産は?」で、恵子をがっかりさせている。 また、先生から、「服用についてはどう考えていますか? ご主人は、ありえない、といってましたが・・」と聞かれた。私は、「私も最初はありえないと考えていましたが、毎日何時間も宿題につきあい、あれもこれも注意する生活に疲れました。もし、薬で改善するなら、悪くないと考えるようになってきました。もちろん、副作用は心配しています。」と答えた。先生は、「薬の副作用については、次回説明します。」と言った。 私からは、先生に、「注意欠陥障害と診断されると、将来保険に加入しづらくなるなどのリスクがあるから、慎重にしたほうがいいとアドバイスされたことがありますが、その辺のところはどうなんでしょうか?」と質問した。先生は、「実は私の末の子が注意欠陥障害児です。今は大人ですが、やはり、保険に加入するときにトラブルがありました。問題になるのは、傷害保険(Unfallversicherung)と身体障害保険(Arbeitsunfähigkeitsversicherung)です。注意欠陥障害を持つ人は、どうしても不注意なミスで怪我をしたり事故を起こす確率が高くなります。それで、加入のときにトラブルがありました。私たちは、すべての人間は平等であるという憲法の原則に抵触すると猛烈に抗議をし、保険会社と闘い、一般と同じ条件で加入できる権利を勝ち取りました。簡単なことではありませんでした。」と言った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月13日 16時34分47秒
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