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カテゴリ:子供
昨日、ニコちゃんは朝起きると、真っ先に私を探して、「ママ、ママ、聞いて」といって、いきなり
Wir Könige unter diesem Stern, stehen im Dienste von Christus, dem Herrn. Wir bitten für Menschen in Hunger und Not, helft ihnen heute, es segne euch Gott と言った、これはSternsingerで各戸を訪問する際に言う挨拶。要約すれば、「私たちはキリストの使いで、貧しい人たちを助けるための寄付をお願いしています」というようなこと。これが、朝起きて一番に私に言いたかったことなんて、寝ている間もすっと頭の中にSternsingerのことがあったのかもしれない。 Wir kommen daher aus dem Morgenland. wir kommen, geführt von Gottes Hand. Wir wünschen euch ein fröhliches Jahr Caspar, Melchior und Balthasar. この歌もニコちゃんがよく口ずさんでいるので、私の頭の中でも、いつもこの歌が流れている。 Sternsingerの活動は4日間ある。賢浩は、3日間する予定でいたが、昨日は、「前の晩明け方5時までねられなくて、体調が悪いから行かない。」と直前に言い出した。確かに具合が悪そうだったが、寝不足なだけ。理由が、「満月で眠れなかった」というのだから、ふざけている。一方ニコちゃんはまじめにオツトメに励んでいる。1日目は子供5人+付き添い2人、2日目は子供4人+大人一人で回ったので、まあ、ニコちゃんの存在はおまけみたいなもの。本来は子供3人+付き添いだから、本当に見習いの立場だった。しかし、昨日は、子供3人と付き添いの大人一人でまわったそうだ。つまり、ニコちゃんも立派な戦力になったわけだ。しかも、一緒に回った子は、ヨハネス君とLちゃん。Lちゃんはニコちゃんの幼稚園のクラスメートで3人とも7歳。小さい子ばかりのグループだったせいか、昨日は、割と早くオツトメが終わったようだ。寄付金とは別に、子供たちにお小遣いをくれた人もいて、ニコちゃんは、お菓子のほかに、4ユーロももらってきた。 昨日の午後、恵子がスイスに戻っていった。スイスとドイツは物価が2倍から3倍違うので、筆記用具や食料など、必要なものはほぼ全てドイツで調達して持っていくので、スーツケースはものすごく重かった。こんなのを持っていくのはかわいそうだなーと思ったが、住んでいるところにはエレベーターもついているそうで、階段を上り下りすることがないのだけが救い。電車に乗っている時間は長くないのだが、2回も乗り換えがあり、待ち時間がそれぞれ長いので、2時間もかかってしまう。それでも、ギムナジウムまでは、特急を利用したとしても3時間はかかっていたから、文句は言えない。 休み中に学生住宅組合から契約書が届いていた。契約期間が2023年までになっていたのでギョッとした。学生住宅組合の住居に住めるのは最長で8年間。でも年齢制限があり、28歳までとなっていた。契約を終了させるには、2ヶ月前に申し出る必要があるが、10月11月に申し出た場合は1月までの契約になるそうだ。恵子の前に済んでいた人は、急に引っ越すことになったので、10月に退去届けを出したが、1月までは契約が残ってしまい、10月末に入居した恵子は、契約上は前任者から間借りしている、という状況で、家賃も前任者の名前で振り込んでいた。2月から正式に恵子と学生住宅組合が賃貸契約を結ぶことになり、今回書類が送られてきたわけだ、 恵子が下宿に戻ったら、大学側から次のセメスターの入学許可が届いていたそうだ。ドイツは、夏セメスター、冬セメスターというが、スイスは春セメスター、秋セメスターという。ドイツの大学と1ヶ月ほどサイクルが違う。秋セメスターは9月に始まり、1月まで。春セメスターは2月に始まり6月まで。それで8月が試験期間なのだそうだ。1月は、恵子たちの学部は毎日実験になるそうだ。恵子のクラスに、スイスのほかの大学で物理を専攻してすでに卒業した学生がいるのだが、その学生いわく、ここに比べると前の大学は幼稚園みたいなものだった、とのこと。大学間でそんなに講義内容が変わるものだろうか?まあ、勉強がハードであることは間違いない。まだまだ先は長いのだから、少しは息抜きすることも覚えながら、学生生活を楽しんでほしい。 そうそう、賢浩の漢字の読み間違えでツボッたものがもうひとつあった。 犯人という文字があったのだが、「これはヒト」とさすがに「人」はすぐわかったが、「犯」をさして、「これは キツネだ!」と言った。賢浩のボキャブラリーはすべて「NARUTO」からきているのは誰の目にも明らかで、妙に私のツボにはまった間違いだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月06日 12時59分18秒
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