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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2015年02月07日
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カテゴリ:子供
今週の月曜日に経営学のテストがあった。
内容的には難しくはないのだが、私の場合、問題を読んで理解するのに時間がかかる。時には単語がわからなくて、意味がわからない。その後、解答を「ドイツ語で作文」するのが一番の難関。頭ではわかっているが、なんと解答していいのかわからない。

金曜日に結果を返された。1.8という成績は私としては上出来だと思うけど、他のクラスメートは1.0とか1,3。テスト自体が簡単だったのだろう。簡単なテストでも、いい成績が取れないのは、情けないと思った。

授業では、先生が重要なところを読み上げ、ノートに書き取ることを要求されることが結構ある。
たとえば、「Beschreiben Sie das Subsidiaritätsprinzip bezüglich der Einkünfte des §21. §21 EStG hat grundsätzlich subsidiären Charakter, allerdings lediglich im Verhaltnis zu §20 EStG und §22 EStG geben die Vorschriften des §21 EStG vor.」などという内容の文を20項目ぐらい書き取らなくていけない。ドイツ語の聞き取りのテストなら、先生は何度もゆっくり読み上げてくれるが、普通の授業では、1回さらっと読み流すだけ。たとえば、補完原則という意味の「Subsidiaritätsprinzip」なんて、耳から聞いても、つづりがすぐには浮かんでこない。ほとんど書き取れなかったので、休み時間にクラスメートのノートを写させてもらったのだが、ドイツ人の速記の文ははっきり言って、全然読めない。でも、なんと書いてあるのか何度も聞くのも失礼なので、読み取れない単語は空欄のままにして書き写す。字が汚くて読めないのではなく、私たちが学校で習った筆記体とまったく違うので、とにかく解読できない。専門分野を勉強する以前の問題が私には多すぎて、時々このコースをやめたくて仕方なくなる。

先週の木曜日と今週の月曜日にテストがあったので、私には余裕がなく、精神的にぴりぴりしていた。また、今週の火曜日は私の誕生日で、クラスのみんなにラッピングしたマフィンを配るため、月曜日も午後は何かと忙しくしていた。
実は、月曜日に賢浩は前期の成績表をもらってきていた。普通は1月最後の金曜日にもらうので、「成績表は?」ときいたら、まだもらっていない、2月6日にもらう、と言われた。
昨日、「成績表は?」と聞いたら、机の上においた、と言われた。成績表の中には手紙も挟まっていた。なんと、1月28日付けの手紙だった。「話し合いたいので、2月9日の午後の2時から6時までの都合のよい時間をお教え下さい」と書かれた担任からの手紙だった。「話し合いに伺います。都合のいい時間はXX時です」「その日は都合が悪く伺えません。」の2択で2月4日までに提出するように書かれていた。私が手紙を見たのは、昨日の夕方。本当は先週もらっていたが、私の誕生日とその翌日の夫の誕生日にがっかりさせたくなかったので、渡せなかった・・と言われた。先週の金曜日、今週の社会科見学にもって行くために、賢浩は新しいスマホを買った。自分のお小遣いで買ったのだが、その成績表を見せたら買うのに反対される(買うには、保護者の了解が必要)ので、昨日まで隠していたのではないかと私は推測している。

それにしても成績はものすごく悪かった。8年生の時よりも、全ての科目で下がっている。片時もPCゲームから離れられなかった結果だ。すぐに、PCもスマホもタブレットも取り上げた。本人もさすがに文句は言えなかったようだ。
驚いたのは、数学「3」、フランス語「4ー」という成績。得意のはずの英語でさえ、「2ー」だった。数学とフランス語は毎週末、アメリカに住む義姉夫婦がスカイプで2時間ほど家庭教師をしてくれている。特にテスト前はインテンシブにテスト勉強をみてくれた。それなのに、この結果。
「あれだけ、勉強を見てもらっていて、この結果。二人の時間を無駄にしているよね。」と賢浩にいったら、「じゃあ、ママからやっても無駄だからもうやめようって言って!」と返された。
スカイプをするから、義姉たちからの宿題があるから、という理由で、週末はPC三昧。PCがなければできないので、コントロールしづらい。義姉には、「勉強を見てあげているのは、やればできるという自信をつけさせてあげるためだ。だから、私たちは成績は重視していない。どのように考えればいいか、どのように勉強すれば良いのかという道筋をつけてあげているのだから、私たちのやり方を邪魔しないでほしい。」と言われた。

ニコちゃんの宿題をみたり、本を読ませたり、ピアノの稽古をさせたりするのに、本当に時間がかかる。「やって」では絶対にしない。宿題もピアノも私が横に座って、1から10まで指示しないとできない。毎日1冊読むことを義務付けているのだが、それも私も一緒に横に座って交互に読んだりしないと、一人では読まない。
夫には、「ニコちゃんにばかり時間をかけている。もっと賢浩の勉強も見てやるべきだ。」と言われた。自分も学校でオチこぼれているのに、ニコちゃんだけではなく、賢浩の勉強もコントロールするのは荷が重い。そもそも9年生、つまり日本で言えば中3で家でママに勉強をみてもらっている子がどれぐらいいるのか?夫は、「賢浩は恵子と違う。何事にも時間がかかる。どうして、ニコちゃんの宿題を見てあげるように、賢浩の宿題もみてあげないのか?」という。私がニコちゃんばかりに手間隙かけている、えこひいきをしている、というのだ。9年生と2年生を同じレベルで考えてもいいのだろうか?夫の教育方針、ひいては義姉夫婦の考えが私とは少しずれているので、それもいらいらを加速ささせる。なんで、子供の成績が悪かったら、全て私の責任になるのかわからない。





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最終更新日  2015年02月07日 17時25分35秒
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