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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2015年02月19日
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カテゴリ:子供
先週の金曜日に恵子が東京から戻ってきた。
風邪をひいてしまったようで、週末は家で寝込むはめに・・
第二セメスターが月曜日から始まるので、日曜日の夕方にスイスに戻る予定でいたが、熱もあったので引き止め、月曜日の講義は休ませた。しかし、月曜日の夕方に、大学のオーケストラの入部審査があった。入部審査は半年に1回しかない。いつもセメスターの最初の日らしく、前回は、タイミングがあわなかった。バイオリン希望者は10人もいたそうで、一人ひとり面接試験に呼ばれ、審査員の前で演奏。1月は毎日実験とレポートに追われ、最後の日に試験があった。試験の後、すぐに日本に飛び、帰ってきてからは風邪で寝込んでいたので、ほとんどバイオリンを練習する時間がなかった。本人は自信がないから入部審査を欠席しようかな?と言っていたが、体調もある程度回復していたので、ダメもとで挑戦してみなさい、と背中を押した。

恵子は、ほとんどのことで、1回目でいい結果を残したことがない。しかし、2回目の挑戦では、かならず1回目を上回る成績を残している。中国語大会にしても、外国語大会にしても然り。州立ギムナジウム受験でも、最初は補欠だった。中国語大会に2回目に出場した時、審査員に後日「はっきりいって、去年のあなたのことは、まったく印象に残っていなかったが、今年は文句なくよかった。」と言ってもらえたらしい。州立ギムナジウムでは、知能テストでは高得点を挙げたが、セミナーでは印象に残らなかったようで、後日、「君がセミナーに参加した時は、ドイツ語に自信がないようにみえたが、ここにきて、ドイツ語がものすごく上達したように思える。」と先生に言われた。しかし、中国語にしても、ドイツ語にしても、その後に飛躍的に上達したわけではない。恵子は、ものすごく緊張する子であるし、元来おとなしい。恵子は、Abiではドイツ語でも15点満点をとっており、ドイツ語能力は一般のギムナジウム生に比べても、かなり高いほうだと思う。しかし、どこからみても外見はアジア人の恵子がはっきり話さないと、ドイツ語能力を疑われてしまうことになりかねないのだろう。ドイツでは、とにかく自分をアピールする、つまり目立とう精神がないと、ピックアップしてもらいづらいと感じる。そういう能力が恵子にはない。だから、1回目の面接ではたいてい失敗する。能力が劣っているわけではないと思う。ただ、どうやって振舞うべきかがわからないのだと思う。特にグループでの面接だと、相手に遠慮してしまったり、どの程度の温度感で話せばいいのか考えすぎてしまい、話をふられない限り、自分から話しはじめることはない。しかし、多くの子は、他の人に遠慮することはなく、自分の知っていることを全部話す。恵子は、他人の話の途中で割って入るようなことはしない。結果的に、恵子が話すことがなくなってしまう、ということが多かった。オーケストラの入部試験は一人づつの演奏なので、相手に遠慮する必要はないが、ダメだとしても、雰囲気を知るためには受けるべきではないかと提案した。

案の定、選考にもれたそうだ。本人は落ち込んでいた。「また次があるよ。」となぐさめたが、次回はたぶん9月。8月は試験期間なのだが、終わってすぐに香港に行くことになっている。だから、次回も香港から帰ってきてからすぐにオーケストラの入部審査になるので、練習の時間がないことを心配している。
試験が終わってすぐに、次のセメスターが始まるまでの1-2週間、日本や香港に行くのは忙しいのだけど、今年は、二人の祖父がともに節目の年で誕生会に出席するためでもあるので、ある意味「公式訪問」。現地では、こちらではできないいい思いもたくさんできるので、日ごろの頑張りへの褒美の意味もある。

去年、恵子は外国語大会の最終ラウンドに参加し、副賞として、北京への4週間の語学研修旅行をもらった。はっきりいって、去年参加したコースとまったく同じ。大会主催者から、「今年の夏休みのコースから、希望のコースを選んで今週中に回答してください。」というお知らせが来た。
「(スポンサーである)中国大使館から、今年の夏休みのコースのみ有効で、来期にのばす事はできないと通達がありました」とも書かれていた。8月は大学の試験期間なので、結局恵子が参加できるコースはひとつしかなかった。8月の試験期間には、11科目の試験があり、7月末まで北京で中国語を勉強するのは、きつい、と恵子は言っている。6月、7月は大学は夏休みに入るが、普通は、試験に備えて勉強する期間にあてるそうだ。半分が落第するという試験なので、簡単ではない。はっきり言って、中国語を勉強している場合ではないのだ。今年は、日本と香港に行くので、中国行きは来年に延ばし、夏休みはドイツで車の免許をとりながら、試験勉強をする、というプランを立てていた。しかし、中国語研修のチャンスは今年の夏だけといわれ、中国に行くという権利を選択するか放棄するかで悩んでいる。

来週末は、ドイツ財団の奨学金の面接兼セミナー。会場までの交通費は自己負担。いつも時間に追われている。大学生として正しいあり方なのだろうか?





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最終更新日  2015年02月19日 14時16分33秒
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