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カテゴリ:子供
ほぼ毎週末、アメリカに住む義姉夫婦からスカイプで賢浩はフランス語と数学の個人授業をうけている。先週の日曜日、義姉が、賢浩の成績が上がらない元凶は、ドイツ語力のなさにあるのではないか、と言い出し、自分の弟、つまり夫に「賢浩にドイツ語の家庭教師をつけなさい。費用は全額私が負担する。」と命令した。
夫は、早速ギムナジウムのドイツ語の先生である恵子の元担任に連絡をとって、修士課程を修了した女性を紹介してもらった。この女性はドイツ語を専攻していたわけではないが、家庭教師の経験はあるそうだ。 女性とのコンタクトやアレンジは全て夫がしたので、私はまったく蚊帳の外。 月曜日に早速女性がうちに来て、賢浩を1時間半家庭教師した。 女性が帰ったあとで夫は1時間半で50ユーロ支払う約束をしていることを知った。 あまりにも高すぎると思い、クラスメートにきいたら、数学の家庭教師をつけている人は、「私は一時間8ユーロでやってもらっている。」と言った。他の人に聞いても、9年生のドイツ語の家庭教師がそんなに高いのはおかしい、と言った。 夫にこのことを話した、90分50ユーロというのは、夫からの提案で、「それぐらいが妥当だと思った。」とのことだった。夫は、女性に連絡をして、「50ユーロというのは、私が適当に思いついた額なのですが、妻が高すぎるというのです。本当に申し訳ありません。たとえば、もう少し安い値段でも引き受けてもらえますか?」と聞いた。女性は、「最低でも40ユーロもらわなければ、やらない」と言った。それで、40ユーロでお願いすることにした。それでも高すぎる気がした。 地元の家庭教師センターのようなところに電話したら、個人授業の場合、1週間に1回45分で一月124ユーロだといわれた。それを考えれば、90分で40ユーロは安い。 恵子もギムナジウムの時、家庭教師をしていたが、1時間10ユーロもらっていた。彼女は生徒ではないので、1時間20ユーロぐらいを想定していたのだが、結構高いので驚いた。 それにしても、義姉がなんでそこまで賢浩に肩入れするのかわからない。 家庭教師のアイデアも、義姉発。 ありがたい話なのかもしれないが、私にはもやもやが残る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月04日 14時40分53秒
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