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昨日、久々に恵子がうちに戻ってきた。大学も1週間イースターホリデーで休みになった。
賢浩やにこちゃんの休みは2週間ですでに1週間前から休み。 恵子は高校の後輩のAちゃんから大学内部を見学させてほしいと頼まれ、月曜日に案内してあげた。 Aちゃんは、大学で電子辞書のソフトなどをプログラミングすることを学びたいらしい。言語学とITをあわせたようなことらしい。そんな学科があるなんて知らなかった。 Aちゃんは日本に興味があって、今まで夏休みに2回一人で日本にいって、短期語学コースに参加したことがあるそうだ。 今年の夏休みも一人で日本に行って日本語の勉強するそうだ。Aちゃんは今11年生だけど、恵子と同い年で現在17歳。15歳の夏から一人で日本に行って語学を 勉強している。ドイツ人で結構珍しいのではないだろうか? Aちゃんが、「日本では、いつも20歳以上に見られるんだよね。誰も私のことを15,16歳なんて思わなくて、外国人の女の子っていうだけで、すぐにナンパされるんだよ。そういうときは、日本語ができないふりをするんだけど、へたくそな英語で一生懸命口説いてくるよ。去年、浴衣をレンタルして花火大会を見に行ったら、いろいろな人に、写真撮らせてください、って言われたよ。」と恵子の言ったそうだ。その話を聞いて、私が恵子に、「外国人の男の子が日本に行くとモテルって話は聞いたことあるけど、女の子でもそうなんだね。日本の男の子が外国人の女の子に積極的に声をかけている のは想像できないなー」って言ったら、「Aちゃんも外国人の男の子は日本人にモテルって言ってた。日本の女の子がAちゃんともう一人の女の子と男の子の3人を案内してくれたことが あったのだけど、日本人の女の子は、男の子にべったりで、Aちゃんともう一人の女の子は眼中にないような振る舞いだったんっだって。」と言った。 Aちゃんとは高校時代はほとんど接点がなかったが、日本のいろいろな話でもりあがったそうだ。Aちゃんは、恵子の大学を第一志望に考えているが、来年高校を卒業したら、すぐには進学しないで、1年間日本で働きたいと考えているらしい。ワーキングホリデー制度もあるみたいだけど、海外の若者はいったい日本でどんな仕事をしているのかな? 恵子の大学内にも日本人研究者が何名も留学してきているから、日本人会があって、恵子のまわりには日本に関係ある人が結構いる。日本語ができることで、知り合いの輪が広がっている。本当にうらやましい。一緒の下宿に住んでいる人の中に、某外大に留学していたことがある人もいる。留学中は、寮の前がスポーツ施設で、「日本人って、練習中でも、頑張れ、とか、ファイト、とかすごく声を出すからうるさかった。なぜ、本番の試合でもないのに、四六時中あんな大声を出しているのか理解に苦しむ。」状態だったらしい。それで、その子の留学生仲間がその子の寮を訪れた時、あまりの喧騒に、「まるで、ここは、バトル オブ セキガハラ だ」と言ったそうだ。 この話を恵子から聞いて、関が原の戦いを知っているなんて、すごいなーって感心してしまった。そしたら、恵子が、「日本学科では日本語だけを勉強しているわけではないよ。関が原は常識なんじゃない?」と言った。 私の周りには、「日本にもピザはあるの?」「日本でも雪は降るの?」「東京は中国のどの辺にあるの?」というような質問をする人たちばかりなので、「ドイツ人にとって日本ってこんなに関心が低い国なのか・・・」とがっかりすることが多かった。だから、余計に、濃い日本ファンもいることがわかってうれしかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月04日 20時56分25秒
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