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今日は祝日でせっかくの3連休なのに、昨夜からにこちゃんが発熱して寝込んでいる。
今週は気温が下がって雪が降るという予報が出ていたが、雪ではなくて雨だった。 昨日、偶然、恵子の元クラスメートC君のお母さんに出くわした。C君も11年生から寮のあるギムナジウムに転校したとうわさには聞いていた。C君は頭もすごくいいのだけど、スポーツもすごくできて、スポーツに特化したギムナジウムに通って、クロスカントリースキーのチームに入っていたそうだ。去年Abiを終えて、そのまま強化チームに残ってトレーニングを続けているそうだが、成績がよければ国際大会にも出られるが、そうでなければ、将来的にはスキーのインストラクターぐらいしか職がないので、どうしようか悩んでいるそうだ。もともと成績もいい子なので、医学部に進むか、スポーツにするか、理工系に進学するか、決めかねているとのことだった。恵子のことも聞かれたので、スイスの大学で勉強しているといったら、C君のお父さんもその大学の卒業生だといわれた。C君のお父さんの母校なので、その町にも知り合いが多く、たまに出かけることがあるから、そしたらぜひ恵子にも会いたいわ、と言ってくれた。C君と恵子はそれほど親しくはないのだけど、どういうわけか、同じクラスだったときは、C君が学校を休むたびに、お母さんがうちに来て、恵子にノートを貸してくれ、と頼んでいた。恵子が別のギムナジウムに転校することがわかった時も、お母さんがわざわざ花束を持ってうちに来てくれて、恵子に「頑張ってね。」と言ってくれた。 今日、恵子と久々にSkypeで話した。 昨日、生物の実験でねずみの解剖をしたそうだ。すでに安楽死させたねずみを解剖したのだが、面白くもあり、かわいそうでもあった、と言っていた。心臓や肝臓などを取り出し、重さを測ったり、腸の長さを測ったりしたそうだ。人間は盲腸が短いけれども、ねずみにとっては必要な臓器のひとつだから、結構大きいのだそうだ。脳みそを取り出すのが一番大変だったといっていた。恵子たちのクラスには、気持ち悪くて解剖ができない、という学生はいなかったそうだが、そういう理由で解剖に参加しないのは認められるそうだ。恵子は、「医学部でなくてよかったと思った。」と言っていた。 今週末は、恵子にとっても3連休なのだが、恵子たちのWGの一室が6月から空くので、そこの新しい入居者の面接をしなくてはいけないらしい。6月からの入居なのに、応募者がたくさんいて、応募者の出身地は、スイス、ドイツだけではなく、インドや中国からの学生もいて、かなりインターナショナル。応募者全員を面接するのは時間の無駄なので、10人ぐらいに絞る作業をしていたそうだ。 応募メールだけでどのように選考しているのか?と聞いたら、恵子は、面接で決めればいい、というスタンスなのだが、他の人たちは、「この子はだめ」「この子はちょっと・・・」と結構簡単にメールだけで切り捨てているとのこと。たとえば、19歳の男性で、恵子と同じ大学で化学の勉強をする予定の子がいたのだが、その子は、みんなから拒否反応を示されていたそうだ。恵子の通っている大学は勉強についていけなくて、最初の1年で半分がやめてしまうので、その男の子も1年以内に部屋を出て行く可能性が高いと思われてしまったからだ。その話を聞いて、恵子がなかなか住む場所が見つけられなかったのは、年齢だけではなく、そういう理由もあったのか、と目からうろこだった。同じ理由で、1~2年しか滞在しないだろうと思われる留学生も面接には呼ばないそうだ。新しい入居者を選ぶのは、その寮に住む残りの人たちの仕事だが、時間もかかるし、面倒なので、なるべく長く居住してくれる人をみんな選びたいと思っている。そのほかに、恵子のWGでは毎週パーティーを開く人はいないので、いかにもパーティー好きそうな感じの人(陽気な写真を送ってくる人)は敬遠されるそうだ。 あんなにWG探しに苦労したのに、今や恵子も選ぶ側になった。変な感じだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月02日 03時53分31秒
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