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テーマ:海外生活(7774)
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冷蔵庫がまだ配達されない。先週連絡があったようなのだが、運悪く家に誰もいなかった。
毎日暑い日が続いているのに、冷蔵庫がない生活を1ヶ月以上もしているのは、かなり異常なことだと思う。生物はすぐに消費しないといけないし、食べきれなくて残ってしまった料理も、なるべく早く食べないといけないし、牛乳も丸一日以上はおいておけないし、面倒くさい。 夫は恵子に何度もメールを書いているのに、返事が来ない、と愚痴をこぼしている。恵子は、W-LANの環境を整えたのだが、PCでネットを使うとついつい余計なサイトを見てしまい、時間を無駄にしてしまうから、極力PCでネットを使わないようにしている、と常日頃から言っている。私と恵子は、Lineに似たツールでスマホからメッセージを好きな時に送りあっている。スマホからもメールを見て返信できるのに、恵子が夫に返信しないのは、夫のメールが、新聞記事のリンクが張ってあったりして、その記事に関する自分の意見を長々と書き、最終的には、恵子への説教というか、教訓を垂れている内容だからだと思う。 恵子は、昨日は買い物と勉強で過ごし、今日はMくんに会ったそうだ。 Mくんは、去年恵子同様中国語大会の副賞としてこのプログラムで北京で語学を勉強した仲間。 Mくんは、孔子学院という機関で中国語を勉強しており、そこのサマープログラムに参加して現在北京に滞在中。孔子学院というのは、ドイツでいえば、ゲーテインスティテュートみたいな語学と文化を学ぶ機関にあたるのかな? Mくんが参加しているのは、15-18歳までの子供のためのプログラムで、世界各国から集まってきているらしい。ドイツからは14人の子供が参加しており、Mくんはそのうちの一人。 Mくんの宿泊している北京外国語大学の寮に恵子が訪れた。行く時に道に迷ってしまい、近くにいた警官に道を聞いたのに、「友人に電話しなさい」と言われただけでとても不親切だった、と言っていた。でも中国語で警官に道を聞くなんて、結構勇気があるなーと感心した。Mくんの友達のドイツ人の子も含め3人でトランプをしたそうだ。わざわざ北京でドイツ人とトランプをするって、なんだかなーと思ってしまった。でも、M君達は許可無くキャンパスの外に出てはいけないらしく、一緒にあちこち観光するのは無理だったから仕方ない。Mくんは恵子より2-3歳年下だけど、久々に会えて楽しい時を過ごせたようだ。 それにしても、夏休みを自己啓発のために他所の国で過ごす子が結構いることに驚いた。 恵子も賢浩も今まで何度も夏休みを海外で過ごしているが、その国の言葉や文化を知ることが目的ではなく、あくまでも祖父母や親戚に会うためである。2年連続で恵子は中国に語学研修で滞在しているが、それは副賞であたったから。それがなかったら、絶対に行ってなかったはず。アメリカのサマーキャンプにしても、義姉が全部お膳立てをしてくれていた。子どもたち自身や親である私や夫が自発的に計画したことは一度もない。 夏休みに家族で海外旅行という話は特別な話ではない。 特にドイツに住んでいれば、隣の国といっても川を超えただけの話で、「海外」という感覚はない。しかし、子供が一人で見知らぬ国の語学研修に参加するというのは、子供にも親にも相当勇気が必要な気がする。子供を送り出す親もすごいと思うし、参加する子供もすごいと思う。とにかく、中学生や高校生が学校の授業とは関係ない語学を自主的に習おうとする姿勢が素晴らしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月12日 21時24分39秒
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