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賢浩は日本でいえば中学3年生にあたる。
しかし、受験がないこともあり、日本の中3の子とは勉強量がまるっきり違う。 そのほかに、大きく違う点といえば、誕生会だと思う。 日本の中学生で友達を自分の家に招待して誕生会を開く子はほとんどいないと思うが、こちらでは、小学生だけではなく、何歳になっても誕生会を大切にする。 昨日賢浩はクラスメートの誕生会に呼ばれた。 開始時間はなんと夜の9時。終わるのは午前3時! 夫は、「薬にだけは絶対手を出すな。ビールはいいが、度の強いアルコールを飲むな。」と繰り返し忠告していた。これが15歳の子供を同級生の誕生会に送り出すときの言葉だろうか? 今朝、賢浩の部屋を見たら、死んだように寝ていた。あちこちに彼の服がおちていた。 午後1時頃ようやく飲み物を取るために下に降りてきた。 「飲み過ぎて頭がいたい・・・」 昨夜は30人ぐらいの子供が招待されたそうだ。主催者の子には恵子の元同級生のお姉さん(18歳)がいて、お姉さんが2ダースもウォッカを買っておいてくれたのとのこと。それをコーラやオレンジジュースで割って、みんなかなり飲んでいたらしい。吐いていた子も何人もいたとのこと。 「そういう集まりに行くな」「行ったとしても、飲むな」と言っても、やはり友達同士の付き合いもあり、一人だけ飲まないという訳にはいかないそうだ。 あまりにも大騒ぎをして、音楽もかけていたので、近所の人が通報して、警察が夜中に見回りに来たとか・・。でも、お姉さんと彼氏が対応してくれて事なきを得たようだ。これが未成年だけだったら、大変なことになっていたかもしれない。 私達が住んでいるのは田舎だから、ほとんどの子は一軒家に住んでいる。日本のように隣同士が極端にくっついているわけでもないが、通報されるというのはよほど大騒ぎをしていたのだろう。 賢浩いわく、これは「スタンダード」なのだそうだ。 彼らが特別不良集団なわけではない。むしろ学校の成績はトップクラス子が多い(賢浩は例外)し、学校での素行も悪くないし、それぞれクラブ活動でもかなり優秀な成績をおさめている。 ドイツではこれが本当に中3の誕生会のスタンダードなのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月18日 22時45分40秒
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