ドイツでマルチリンガルを育てる

今日から学校が始まった。
今日はバスと電車を乗り継いで学校に行った。
子どもたちの学校はまだ休み中で、バスの本数が少ない。
8時から始まる授業なのに、6時に家を出ることになる。30分以上前についてしまい、まだドアが開いておらず、外で待つことになるのだが、一つ遅らせると授業に１５分ほど遅刻することになるので仕方ない。しかし、なんと今日は先生が寝坊をして9時半に来るという失態を犯した。先生が来るまでは自由時間だった。何のために6時に家を出たのかバカバカしくなった。

夏休みの話をしていたら、クラスメートの一人が「飼い犬を永眠させた」と言った。
「病気だったの？」と聞いたら、「Epilepsieanfaelle」と言った。「２ヶ月ほど前からEpilepsieって診断されて、薬を飲ませていたの。でも、私達が休暇旅行中に留守番していた夫が薬を飲ませるのを２日間忘れてしまって、手がつけられない状態になってしまったの」と話してくれた。「お手とか、おすわりっていう命令も全く聞かないし、すごく攻撃的になって手がつけられない状態で、医者に安楽死を勧められたのよ。」とのことだった。しかし、私は「Epilepsie」が何かわからなく、なんとなくわかったふりをしながら話を聞いていた。家に帰って調べたら、「てんかん」であることがわかった。犬がてんかんを患うなんて今までしらなかった。薬で抑えられるのだそうだが、投薬をやめると反動でものすごくハイパーになるらしい。彼女は「別れが辛いから、もう２度と犬を飼いたくない。」といった。しかし、彼女の子どもたちは、「犬がダメなら、他のペットを飼いたい」といいだし、「鳩」を飼うことを検討しているそうだ。「鳩」をペットにするなんて聞いたことがない。でも、鳩のブリーダーがいるらしい。

香港で、夫と息子二人は夫の友人家族の家おじゃまさせてもらったそうだ。その家には、ぬいぐるみみたいなかわいい子犬が二匹いて、それ以来、ニコちゃんは、「犬が飼いたい」とずっと言っているそうだ。私は写真でみただけだが、本当にかわいい。でも、ペットを飼うってやっぱりすごく責任あることだし、私は積極的になれない。

賢浩は、最近「獣医になりたい」と言い出した。アメリカに住む義姉の家では猫を３－４匹飼っているのだが、賢浩は去年の夏、すごくよく面倒見ていたそうだ。恵子は、「この街のギムナジウムではたくさんの子が獣医になりたいって言ってるよ。でも、他の学校の子にそう言ったら、「えー、私の周りでは誰もそんな子いないよ。きっと恵ちゃんの住んでいるところは田舎だからじゃない？」と言われちゃたよ。」と言っていた。
この辺は、大型犬を買っている人がたしかに多い。馬も羊も牛も鶏もその辺でよく見かける。でも、獣医になりたいと思うのは田舎と都会の差とは思わないのだけど、どうなんだろうか？