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今日は賢浩のクラスの保護者会があった。
ニコちゃんの時は7時半始まりだったので、賢浩の保護者会もてっきり7時半始まりだと勝手に思い込んでいた。直前に確かめたら、午後7時からとなっていて、慌てて家を出た。 すでに始まっており、玄関ホールで10年生の保護者を集めて、Abiturの説明をしていた。 その後、2月にあるスキー旅行についての説明になった。 5泊6日で、バスで2-3時間ほどのところにあるスキー場に行くのが、10年生の恒例行事。恵子は10年生から他のギムナジウムに転校したので、どんな感じになるのかあまり想像がつかない。 一人の保護者が「スキー旅行に行きたくない子にはどんな代替案が用意されているのか?それとも強制参加なのか?」と聞いた。先生は「参加しない子は11年生の授業に参加することになりますが、なるべく参加して欲しいと思っています。参加しない場合は、その理由も伝えて下さい。」と言った。その保護者は「息子と何度も話したのですが、行きたくないというのです。息子はスキーをしたことがありません。できなくて笑われたりすることや、そもそも滑ることに不安があるのだと思います。でも、もう15歳ですから、怖いからいかない、という言い方はしません。どうしても行きたくないという息子を説得させるのは難しいです。これが7年生なら、やったことないけど、やってみようかな?という話になると思いますが、10年生では、自我も確立し、本人が嫌がることを説得させられません。」と話した。先生は「13歳なら良かったという話ですが、15歳ですでに新しいことに挑戦することを怖がっていたら、この先どうするんですか?」と声を荒げた。それでも、保護者は、「うちではスキーを誰もしません。今回行くために道具やウェアを揃えていたら、旅費を含めて軽く500ユーロはかかります。息子はやる気が無いのに、そんなにお金をかけるのは躊躇します。」と負けていなかった。 すると他の保護者が、「私の上の娘もスキー旅行に乗り気ではなかったのですが、楽しかったと言って帰ってきましたよ。」と言って、娘さんの経験談を話し始めた。 私達の住んでいる地域は雪が多く、スキーゲレンデが結構近くにある。だから、小さい頃から家族でスキーを楽しんでいる人も多い。だからこそ、未経験者はみんなで一緒に行くのを躊躇してしまうのだと思う。 スキー旅行の話でこんなに保護者会が紛糾するとは思わなかった。 賢浩も1,2回経験があるだけで、ほぼ初心者。これから、ウェアや道具を買い揃えるのはやっぱり私も躊躇する。痛い出費だ。 私は大学生のとき、体育の授業でスキーを選択した。大学のスキー部の合宿所が菅平に有り、そこで1週間スキーに参加するだけで単位がもらえたので、スキーは人気種目だった。ただ、レンタルは禁止だったので、道具一式を買い揃えなくてはいけなかった。それまではスキーをしたことがなかったけど、せっかく買ったのだから、と、それを機に、毎シーズン行くようになった。だから、もしかして、道具を買い揃えれば、賢浩もやるようになるかもしれない。 スキー旅行の説明は2名の先生が担当したのだが、一人はスノーボード派、もう一人はスキー派だった。それぞれが、こっちの方がいい、と主張していたが、道具を買うとしたら、どっちがいいのだろうか? ヘルメットは必ず被ってください、と言われた。今はみんなヘルメットをかぶっているよね。私の時代は、被っている人は一人もいなかった。 保護者会から帰ってきて、真っ先に賢浩に「お菓子ばっかり買ってないで、2月のスキー旅行のためにお金を貯めなさい。」と注意した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月08日 05時40分15秒
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