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カテゴリ:子供
今週は気温がぐっと下がって、そろそろ冬支度の季節。
それなのに、ニコちゃんはいつも半袖のTシャツで学校に行こうとするので、無理やり長袖のトレナーを着させる。しかし、いつも長袖の上着はランドセルにつっこまれた状態で帰宅。子供は風の子というよりは、バカは風邪をひかない典型なのかな、と感じる。 10月にはいってニコちゃんは毎週テストがあった。作文、ディクタートそして、今日は算数。 作文もディクタートも「3」だった。しかし、にこちゃんはテストの後はいつも「たぶん、「1」だと思う。早く答案を返してもらいたいなー。ドキドキするなー。」と嬉しそう。今日の算数に関しても、「1だったら、XXを買ってくれる?」とすでに「1」を取る気満々。自分が間違えたことに全く気づいてないのも問題だと思う。そもそもにこちゃんの間違いはケアレスミスなどという些細な間違いではないのに・・・・。 学校の様子を聞いても、「クラスで一番できるのは断トツでヨハネス。その次はJ君。僕は3番目」と本気で言っている。しかしどう贔屓目に見ても、上位クラスに入るような子ではない。にこちゃんは嘘を言っているわけではなく、本当に自分はクラスで3番目だと信じているのだと思う。客観的に自己判断ができない子なのだろう。 先週先生がニコちゃんに「折り紙をみんなに教えたかったら、私はたくさん折り紙を持っているから、できるよ。」と言ってくれたそうだ。しかし、にこちゃんはそれほど折り紙が得意ではない。それで、私がハロウィンをテーマにいくつか簡単そうな折り紙を折ってにこちゃんに持たせた。先生へは「午後だったら私が学校に行って教えることもできますよ。それとも、自宅でニコに教えて、ニコがみんなに教えたほうがいいですか?」と手紙を書いた。先生は「ニコが折れるように指導してください。ニコからクラスのみんなに教えるようにしたいです。」と返事をくれたので、にこちゃんに幾つか教えた。恵子ほどの器用さはないが、私が想像していたよりは飲み込みが早かった。それで、昨日、たくさんあるうちの一つをクラスのみんなに教えたそうだ。にこちゃんは、「順序立てて」「丁寧に」物事をすすめることが苦手で、折り紙のような工作には一番向いていない性格だと思っていたが、やれば出来るんだなーと安心した。 現在習い事として、にこちゃんは、ピアノとサッカーをしている。サッカーは、同じクラスの仲の良い子が入っていたのだが、クラブの子に「下手くそ」と言われ、イヤになってやめてしまった。にこちゃんも、その友達と同じくらい「下手」。だから、試合にも呼ばれないし、どちらかというとお荷物的存在。本人には、嫌ならやめてもいいよ、といったのだが、「やりたい」というので続けさせている。にこちゃんには、「下手糞で恥ずかしい」「肩身が狭い」「仲間に入れてもらえなくて寂しい」という感情が欠けているように思う。それほどサッカーが好きなようには見えないし、決してうまくないし、ルールもよく知らないし、仲のいい子もいない。あまりうまくない子は、夏休みを機に、ごっそりやめてしまった。にこちゃんは、なんで続けているのだろうか?と不思議になる。もしかしてニコちゃんは、自分は3番めにうまいプレーヤーと思い込んでいるのかもしれない。本人が幸せならそれでいいのだけど、いろいろ心配になる。 恵子は、先週私とSkypeをした後、風邪をひいてしまい、今週は実験以外は大学にいかなかっそうで、ますます落ち込んでいた。夫のいとこのCさんが恵子に「本当のチャレンジとは、どのパーティーにも顔を出しながらも、オールAの成績をキープすることだ。Study hard! Party hard!」と発破をかけたそうだが、恵子は「私にはどちらもできそうにない」と更に気を落としていた。 今月末に、Cさんが出張でヨーロッパに来る。偶然にも恵子の大学で開かれる会議に出席するそうだ。Cさんは頭が抜群にいいのだけど、社交的でお祭騒ぎが大好きな明るい人。恵子とは正反対の性格。香港にいる時に、一緒にアイススケートにいったそうだが、Cさんは恵子をみて、「私は、とにかくまず動いてみようとするけど、あなたは、どうすればいいかという理論を頭で考えてからではないと動けない性格なのね。」といったそうだ。すごく核心をついているなーと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月16日 21時12分57秒
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